インライントレーニング(2020/01/25)

4th.◇インライントレーニング◇

前回、滑りが変質化して来ていることに気付いたので、映像を分析して対応策を考えてみる。その結果、今回は「腰前」「足元を胸前(2012/02/20の滑り)」の2つを試してみた。

結果は良好で、見た感じも良くなり、また、頸骨もパラレルに見えるようになった。

不思議としか言いようがないが、全てはタイミングなのだろう。

2012シーズン頃に「顔を残す」という意識を試したことがあった。目的は「ねじれ」「外傾向」を表現するために、ターン後半に上体のねじれを強く出す為の意識だったが、その結果が「内向」「上体の先行」にしか見えなかった・・という苦い経験がある。

今回はその逆バージョンと言えるかもしれない。

「上体のねじれ」や「くの字姿勢」「外傾向」をそれほど強く意識するわけではないが、そう見えるのである。

上記、共に「トップ下げ」は意識する。これにより「ニュートラルを見せる」「ターン弧外側に向け続ける」などが自動化されるようだ。要は、「谷回り」と「山回り」のバランスが均等になれば良い・・・ということだろう。

また、「足首のブロック」は常に意識する。やはり、意外に「切替~谷回り」で緩んでいることが多かった。


「腰前」・・・思ったほど立って(上体が起き上がって)見えない。


「腰前」・・・違和感もさほどない。自動的にSターンにもなった。


「足元胸前」・・・後傾するかと思ったが、そこは上手くカバーできた。


「足元胸前」・・・トップ下げも可能。


「足元胸前」・・・さほど意識しなくても外傾向が表現できる不思議。


 

Schi Heil !!