会話量(2020/05/27)

かつての 私の英会話教材である「となりのトトロ」・・・

英語字幕で繰り返し視聴したものだ。

結果、日本語音声よりも英語音声の方が耳に付いてしまったのだが、ひとつ気が付いたことがあった。これは英会話をする上でとても大切な気付きであった。

それは、日本語版には無い箇所で会話が成されている場合が多く、また、相づちなど、コミュニケーションに関連する箇所で特にその傾向が強いことだった。

特に冒頭、一家が引っ越してくるシーンでは風景を描いた場面でも裏で主人公たちが会話しており、日本語版の約3割増し・・といった所の会話量である。

思うに、日本の場合のように「言わずもがな」「暗黙の了解」という感覚は無く、寡黙は評価されないということだと思った。

結果、世界的に見ても日本人は寡黙な民族と言える。今回のコロナウィルスの蔓延が、欧米に比べて緩かったのは、接触によるコミュニケーションや会話量が関係しているのではないか?

沖縄で発生したクラスターは会議によるものだったし、大阪のライブハウスでのクラスター、また、マレーシア?では合唱でクラスター発生という話題もあった。

しかし、だとすれば日本は通年の風邪や季節性インフルエンザなど、諸外国よりも感染率が少ないはずだし、また、マスク着用で諸外国でもかなり防御できたはずだ(当初のマスク使用率は欧米は少なかった可能性があり、日本は花粉症の季節と重なった影響があるかもしれない)。

このあたり、今後も少し考えてみたい。

 

 


メイの相づちは無い。


郵便配達員は黙って手を振る。


笑い声は無い。


こういった会話は無い。


こういった会話は無い。


こういった会話は無い。