悲し過ぎるエビデンスの話題(2020/06/01)

北海道の知人がコロナウィルス対策に入浴を勧めてきた。
何でも、コロナウィルスは「40℃で死滅」するらしい。

早速、ネットで調べてみたが、特にそういったエビデンスは見つけられなかった。

もちろん何が正しいのかはわからない。

昨年、「脂肪燃焼」シリーズの時にも書いたのだが、同じエビデンスでも「ダイエット効果」と「ダイエット可能」では大きく意味合いが異なる。

特保のお茶や黒酢に「効果」があるのはエビデンスとして確立しているが、それだけでダイエットはできない。実行しなければならないのは、本格的な「運動とカロリー制限」である。
ところが、肝心の「運動とカロリー制限」への取り組みが甘い人が多い。
結果として、ダイエットの話題は特保のお茶や黒酢へと移って行くのだ。
コロナウィルス対策も同様だと言える。

①ウィルスは菌ではないので自然増殖しない。
②コロナウィルスが40℃で死滅するエビデンスは無い
③温泉で感染者が出てないというエビデンスは無い。

「日本の感染者の増加が、欧米よりスローなのは世界の謎らしいですが、テレビに出ていた感染症医が、ウイルスは40度では生きることができないと言っていました。
風呂の温度は40度位です。あごまで浸かれば、40度の湯気が鼻腔から上気道・肺に達して気道や肺を殺菌します。
欧米人や中国人には入浴の習慣はなく、バスタブはありますが使い方が違います。シャワーでは気道に入らないよう息を止めるので、湯気は肺に達しません。
日本の戸建て住宅には必ず風呂があり、ないのは昔の公営住宅か安アパートだけです。
2月に北海道で感染者が出ましたが、雪まつりと流氷ツアーに中国人が参加していた事によります。登別温泉は中国人旅行者の人気スポットで、12月から2月まで、恐らく千人位の中国人が来たと思われますが、3月まで感染者は一人も出ていません。
本州も温泉地の感染者の話は聞かないようです。私は毎日風呂にアゴまで浸かって、深呼吸を10回やるようにしています。
外出してどこかで付着したウイルスが、就寝中に増殖しないよう寝る前に燻蒸します。手だけ洗うより髪の毛まで全部洗う方がいいですし。お茶を飲めば口腔や食道も殺菌できます。飲むときは香りを充分楽しんで鼻腔・気道・肺を燻蒸、嗅覚異常も確認できます。
毎日入浴する人は、週二三回の人より認知症になる割合が三割低いという調査結果もあるようです。
入浴で脳の血流が促進されるのではと思います。体はきれいになるし代謝も促進されます。
私見ですが、日本の感染者が急増しないのは、お辞儀・間合い・風呂文化によるのではないかと思っています。」