皆の嫌がる仕事(2020/06/05)

◇皆の嫌がる仕事、ブラックボックス化となる原因

皆の嫌がる仕事というのは永遠にその担当で続く。

職場人である以上、仕事を前向きに積極的に行うことが求められ、それは職場のスローガンなどにも見受けられるものである。 仕事を前向きに積極的に行うということは、特に人が嫌がるような仕事も積極的に行う必要があるということだ。そこに小グループの上下関係が重なるとどうなるか?上から頼み事は可能だが下からの頼み事は不可(下から上への口答えは罪で処罰対象)という理屈が存在する中で、嫌な仕事ほど下位ポジション者が受け入れざろう得なくなる。日本の職場というのは、上位者の無理な計画・注文を、下位ポジション者へ回す(※無茶振り)ことで、成り立っている。嫌なら下へ回す(※振る)それがさも道理であるかの如く振舞われている。ポジションを活用せよ「もっと下に振らんかいや」ということだ。新人社員ほど雑用を押し付けられ、それは将来に必要な「下積み」だとされる。果たしてそうなのか?まず、新人は「石の上にも3年」と言われ、雑用をさせられる。そんな中で評価の対象となるのは無茶振りを上手く受け入れ、こなす・・という才覚である。そこで上に気に入られた者が次のステップへ進む。3年を待たず、そのまま辞めて行く人も多いが、そういう人達は仕事のおいしい所を知らずに辞めて行くことになる。また、日本の教育システムは、この社会の流れに合致してない。もし、流れに合わせるのであれば、クラスは低学年から高学年まで混在で、低学年が高学年生のお世話をするような仕組みでなければならない。民主主義教育を受けた昨今の学生は、社会に出てこの差に直面することになる。理不尽なことに反抗する者ほど、ポジションを下げてしまい、退職すれば雑用だけで終えてしまう悪循環になる。

 

本来、責任者がしっかりと職場の仕事内容を精査して、仕事が流れやすいような作業配分を行うことが大切だ。ところが、下に振る・・・だけで何十年も仕事をして上に立った人間に、それができない。

  

◇「求めよ、されば与えられん」問題解決法

 

◇後輩の涙、一人民主主義

何人かの人、特に営業を助けたこと