僕の登山スタイルの原点(2020/07/20)

山ガールに代表される、趣味で始める登山や、健康維持のエクササイズとしての登山と違い、僕の始めた登山というのは根本的に違っていたように思う。

2000年(平成12年)の八月にノモンハン行きが決まってから、万が一の際に、未開の草原を40km程度は徒歩で歩けるように・・・と歩行の訓練を実施した。(※この時、乗馬の訓練も実施し、英国式乗馬4級程度は乗れるようになった)

加えて、草原で2~3日程度はビバークしても大丈夫な装備を準備し、使うスキルを身に付ける訓練も行った。

初めて一人で歩いたのは須磨の鉄拐山である。

その流れで、趣味というよりも体力づくりの手段として「登山」を行うようになる。

これが僕の登山歴のスタートだった。 

なにせ、ノモンハンでの別行動の距離は、舞子~西宮程度の30km。加えて怪物のような蚊が集団で襲ってくるというから、その対処法も万全に・・・ということである。

 

 


現地で採取した実物。約7mm強・・・針の長さは2.5mmほどもあり、ジーンズの上からでも平気で刺してくる。


ネットで見つけた写真。わかり難いが、背中にびっしりと毛が生えている。獰猛そうだが実際は大きいために動きが鈍く、目立つので対処はしやすい。背中が盲点となるので同行者同士で払い落とすようにする。ジーンズ生地程度では防げないので、僕も背中を結構やられた。日本製の虫除けと蚊取り線香がよく効いた。


現地の小学生からもらったウサギの置物。当時を考えればロシア製か中国製か・・・モンゴル製ではないだろう。


SASのサバイバル教本


サバイバルはマッチョをアピールすることではない。


健康を維持し、作戦を可能とするための手法である。


あまり参考にはならなかったが・・・


荷を少なくするためにマタギの生活にも興味を抱いたのだが・・・


その他、道迷い、遭難関係の書籍は23冊に及んだ。