うがい薬が売り切れ続出らしく、驚いてしまった。
ともかく、コロナ予防=インフルエンザ・風邪予防・・でしかないので、うがいは今さら・・という気がする。
多くの人々が意識してないと思うが、インフルエンザ・風邪を完璧に予防することは、とてつもない労力と節制・摂生、注意が必要となる。
加えて、うがい薬の効果も、実は曖昧だったりする。
(※インフルエンザの場合、喉への着床に対してのみ、10~20分以内であれば効果があるとされる)
さて、経済活動の再開が望まれる昨今だが、仮に日本がスウェーデンと同類の政策を実施していたなら・・・という想像に基づいた試算をしてみた。
(※北欧諸国でも特に際立った特異性が見られるのはスウェーデンのみである)
その結果、スウェーデンの人口100万人当たり死者数は、日本の71倍となった。国民性を考慮して、他の北欧諸国との差を差し引いても軽く60倍くらいにはなる。
(※驚くべきはスウェーデンの死者数は、いまだに増加傾向にある)
8月5日時点の死者数
日本(人口約 1億2650万人)
死者総数 1021人
100万人当たり 8人
スウェーデン(人口約1023万人)
死者総数 5747人
100万人当たり 569人
他の北欧諸国の100万人当たり死者数
ノルウェー(47人)フィンランド(59人)デンマーク(106人)
①日本の人口はスウェーデンの12.3倍なので
5747×12.3=70688人
②逆にスウェーデンの人口当たりの死亡率は、日本の約71倍なので
1021×71=72491人
こちらの試算でも同等の数字となる。
(※裏表の関係なので当たり前ではある)
(※60倍とみても6万人はこえる)
日本でこれだけの感染があれば、医療崩壊は確実である。
スウェーデンと日本にこれだけの差がありながら、スウェーデンで医療崩壊が発生した・・・とい話題がほとんど流れて来ない。
その昔、日本の感染症対策は、避病院・避部落に隔離するのみで、医療行為は無く、看護は病人同士で行うか、最下身分の人々が食料を運び、遺体・汚物・し尿処理を行うのみであった。
現在、沖縄は医療崩壊の瀬戸際まで追い込まれているが、
先日視聴した「コロナ 看護師たちの闘い ~東京医科歯科大学病院の120日~」・・・によると、
コロナ病床のひっ迫は、そのまま地域医療の崩壊に直結しているという。
単純な話、保健所や役所を含めた医療業界全体の人員・資産・資金がコロナに乗っ取られてしまう。
一瞬にして地域医療は人員不足・資産不足に陥るのだという。特に「物」は補充できても「人」は簡単に補充できない。その影響は家族の勤務先にまで及ぶ・・・
そして、医療業界から発生した損害は、医療業界だけにとどまらず、巡り廻って地域全体の経済的損失を引き起こす。
結局のところ、経済が死ぬか、医療が死ぬか・・・である。
日本の100万人当たり死者数は、なんと 8人・・・
スウェーデンの100万人当たり死者数は、なんと5747人・・・
ちなみにノルウェー(47人)フィンランド(59人)デンマーク(106人)
7万人ほど亡くなっていた・・・?!