22021元旦(2021/01/01)

本当に数年ぶりに元旦が休みだったので実家で過ごす。

おせち料理と言えるようなものは無く、それでも北九州流の雑煮と、数点の突き出しで正月気分が味わえた。実に不思議なもので、昨今、物に満ち溢れた社会にあっては、とかく豪勢なものが求められがちだが、「無い」中で「満ち足りて感じられる」ことが大切なのだ・・・と、そう、それは一昨年来からお酒を飲まなくなって、痛切に感じることである。「物」が「無い」のは現実であり、それでも「満ち足りて感じられる」ことこそが真の「幸せ」ではないのだろうか?

とは言え、まぁ実は、「物」も満ち足りているからこそ、こんなことが言えるのであって・・・最小限の「物」には不自由してない現実が、そこにはある。


 元旦の昼食。昨年まではお酒もあったが・・・
ちなみに冷蔵庫が普及する以前の昭和30年代までの日本では、おせち料理は豪勢な祝物だったと思うが、おいしいものは他にいくらでもある現代日本。個人的には好きでも何でも無い。


 町内の年末年始の定番風景・・・


 夕食も更に質素になって・・・昨年なら焼き鯛のすまし汁などがあったのだが・・・


 最後に母がカステラをくれた・・・