謎の聖火ランナー(2021/07/23)

五輪聖火の思い出?・・・
実家のアルバムに、1964年の東京五輪聖火ランナーが、山陽電鉄西舞子駅前の、国道2号線を走る模様を捉えた写真がある。タイミングもバッチリで、撮影はどうやら母らしい。
さて、僕の中でとある記憶が・・・
僕はこの記憶が長らく、64年大会の聖火ランナーを見に行った時のものだと考えていた。
両親と何度も協議したが、結果の出てない記憶である。
季節は11月頃、もしかしたら雨が降ってたかもしれない。時間帯は昼前だったと思う。僕ら家族は、当時住んでた舞子小学校前の幸神堂の入るアパートの2階から出かけた。その時、妹が居たのか?はわからない。父はコートか何か黒っぽい上着を羽織っていた様に思う。
西舞子商店街を南へ進むと人集りが増えて行く。
僕は何を見に行こうとしているのか?不思議に思った。祭りでもあるのか・・・
舞子六神社の北側、2国沿いの、西舞子駅のホームの東端か、少し東に行ったぐらいの所に着いた。
周囲には大勢の人々。
僕は珍しく父に肩車された。その少し後だったろうか・・・それは僕の目の前を一瞬で通り過ぎた。
花火のようにパチパチと弾ける炎。そして一面の煙・・・
それが終わるとあっさりと帰宅。何か美味しいものでも食べられると考えていたのにガッカリだった。
この記憶が64年大会の聖火ランナーというのは、さすがに生後8ヶ月では無理がある。とはいえ、両親に確認しても、何がしかの聖火ランナーを見に行ったのは一度きりだという。
また、母の推察では、64年大会の聖火ランナー西舞子を通過したのは平日だったのではないか?父は勤務で、記憶に登場するのは不自然なのだという。
実に不思議な記憶である。

f:id:skihakuba2drnobo:20210723132838j:plain記憶の場所。母による聖火ランナーの撮影位置とはほんの少し違う。