普通のこと(2021/11/13)

数日、降り続いた長雨も終わって。

本日から、僕が入社してから24人目に入って来た方の泊り勤務がスタートする。これで形だけは2020年1月10日の状態に戻った。

あと1名・・・
泊り勤が出来る人が入れば、形だけは2年前の体制に戻る。
とはいえ、満人員体制だった日数は、僕が入社してから数ヶ月しかなく、常に片肺飛行のような感じに思う。

これは以前、勤めていた会社で痛いほど経験したことだが、
リーマンショックの前後で、僕の仕事環境で複数の問題が同時多発的に発生した。
そして、普通のことを普通にできる人が仲間として入社し、それでやっといろんなことが改善されて行った。
(※当時は、とある会社の「派遣スタッフ」の質に問題があると考えていた)

もちろん優秀な方が入ってくればそれに越したことはない。

普通の方であるから、普通に間違いも起こす・・・
それでも、こちらが予測した精度で仕事を仕上げてくれれば、我々の仕事もスムーズに運ぶのである。

例えば、不意な支払いが生じて、お金を渡すからコンビニで支払いをして来て欲しい・・・そんな依頼を、今の我が父に頼んでも無理である。母も少し厳しいかもしれない(コンビニに行ったことが無い)
妹が近くに住んでいれば、頼めば済ませてくれるはず。これが「普通」という意味だ。

会社や業種を変えても、同じことを再び経験したわけだが、2005年頃から感じ始めた社会的閉塞感は、僕が現役を引退するまで変わることはないだろう。そんな気がするのだった。