角付け(2022/01/05)

野麦峠スキー場で活動するOkky氏が、こんな事を書いていた。

「荷重は普段の生活の中でどんな感じ動けばどれくらい足裏に体重が乗ると実感できるのですが、角付けに関しては直感的につながるところがなく、それで挙動に意識を集中しないと自分がのぞむターン弧になりにくいのかなと思って滑っていました。」

この文章を読んで僕は、これまでのスキー論では、どれぐらいの角付けでどれぐらいの回転弧が得られるか?この点についての研究や明確な伝承はあったのかな?と思った。

それもそのはずで、得られる回転弧というのは、スキーのサイドカーブのラディウス(R)と、スキーのたわみ具合、そしてスキーのズレ具合により変化するからだ。つまりスキー操作の局面に応じて、得られる回転弧は千差万別。そこまで深く探求する必要も、探求した人物も存在しなかった・・・のだろう。

一方、航空工学ではどうだろうか?こういった事象は深く力学的に検証され、まとめられている。というのも航空機が墜落すれば社会的惨事であるから、当然のこと深く研究は成されるのである。

かたや、TOK師匠はどうだったであろう?角付けに関して何か言及があったような記憶も無く、ネット上の知り得る範囲での記述も無い気がする。

一晩考えてみたが、得られた結果は、TOK師匠なら、恐らく「そんなのいらないよ。」ではないか。

イメージングと足裏で得られる圧感覚(強さ・圧の来る方向など)と、タイミング(リズム・加圧とリリース)でターン弧は決められ、エッジ角はそれに伴って深くなったり浅くなったり・・・となるだろう。恐らくエッジ角というのは、2次的に得られる結果で、エッジ角の調整が滑りの目的ではない・・・そんな返事が返って来る気がする。