2022/01/13の滑走にて気付き
「雪に身体をあずける」
この日は極めて良好な雪質ながら、ザラザラした感じでエッジングがトリッキーとなり非常に滑り難かった。開放から切替えまでの、要するにターンの出口が決まらない状態がしばらく続く。
結果、TOK師匠が滑っていたような「雪面をテールで押し出すようなエッジング」が決まるようになった。→2012 / 02 / 20の滑りについても、その原理が解明出来た。
・インライン20210602の滑りに類似。ただしインラインとは荷重の方向が違う。
・両足をそろえてチャクラ的に「かかと・テール」で雪壁を壊して、それでずれて行く。状況に応じて少し「腰入れ」しても良い。きれいな弧を描くことが出来た。
・ターンへの入り方(谷回りへの入り方)については、今季これまでの「新スキー論」が通用する。
・これまでに無い操作感覚。脚部の動きや腰のアングルなどが最小限の動きとなる。
・実際の生活の中で類似的に感じるのは難しい。
・「代かき・レーキ」の動作に似ているかも。
・ターン前半は新スキー論的に前ズレする→直滑降的に縦に落ちる感じでも良い。
→完全にテールに体重を預けてテールが雪面を押し削って行く感覚。
・ターン横方向でのズレ回し/完全に体重をあずけ切る・・という操作がこれまで無かった?→では今までは何だったのか??
・他の雪質、重雪・クラスト、アイスバーンではどうか?
【TOK語録より合致している点】
「トップは要らない」「ブーツ浅くて硬い方が良い」「受けるだけ」
・ズレと除雪抵抗・雪を動かす、押しのける、の違い。
・体重を載せて雪の海に沈んで行くような。
・トップが返って来る。テール中心の滑りとなる。
・任せる。動かない、むしろ縮む感じ。
・全体的にアクションが少なくなり、滑りを雪に任せる感じとなる。
・硬いブーツの方が合っている?
・ブーツは浅くて硬い方が良い。
・ブーツのたわみとか、関係無い?
・雪質によってはズレのコントロールが難しい場合があるかもしれない。
もちろんこの事だけをTOK師匠が伝えようとしたわけでは無いのだが、師匠自身が苦慮していたのではないか?と考える。