2012/10/20 須磨アルプス逆ルート

【秋の登山トレーニング・須磨アルプス逆ルート】

このルートは昨年から使うようになった新しいルートである。
摩耶山の稲妻坂、そして黒岩尾根に比べると累積標高を稼ぐことが出来ない・・・そんな欠点はあるのだが、そこそこに縦走気分を味わえる、お手軽なルートである。 スタートはJR高取。自宅が西方面となるので、帰着駅をJR塩屋とし、敢えて逆ルートを使っている。 自宅から近いこともあり、帰宅は摩耶山レーニングより1時間以上早い9時過ぎ。何より交通費が半分ほどで済むのがうれしい。

昨年は11月以降に数回、それも平日だったので人に会うこともなかった。昨日は土曜日だったということもあり、横尾山250mピークの下りですれ違ったどこかの山岳会を皮切りに、多くの登山者とすれ違った。11月~12月に2度に渡り行われる「六甲全山縦走大会」に向けたトレーニングなのかもしれない。

昨日は後ろから来る登山者は恐らく皆無で、抜かれることはなかったが、逆ルートで多くの登山者とすれ違うというのは大変な苦労を伴う。相手は1回の挨拶で済むが、私は延々と挨拶し続けねばならない。

10年ほど前、六甲山トレーニングを始めた頃に、一度だけ「六甲全山縦走大会」に出くわしたことがある。摩耶山頂から布引貯水池方面に抜けるまで、延々、何百人とすれ違う登山者に挨拶し続けなければならなかった。この時ばかりは、登山者同士の挨拶という習慣を呪ったものだ。 その後、「六甲全山縦走大会」の日程を確認して六甲山に行くようになったのは言うまでもない。

また、本番での山スキーでは遅くとも6時にはタートしなければならない必要性から、始発電車で行くようになり、全山縦走の参加者と重なることは無くなった。トップ集団の摩耶山到着は11時少し前。私の摩耶通過は8時過ぎである。

そんな摩耶山では、稲妻坂で、同じ時刻に同じ場所ですれ違う登山者が一人だけ居た。初めて遭った時は、お互いギョッとしたものだ。こんな時間に登山者が・・相手も私と同じことを思ったに違いない。



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5:20、JR高取駅出発。













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6:00、板宿八幡。
夜が明ける・・・次第に板宿八幡でもヘッデン歩きとなるのだが、今はまだ明るい。










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神戸港の夜明・・・。












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つくづく太陽は丸いと感じる。












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横尾山、250mピークより神戸港方面。












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同じく、横尾山250mピークより南方向。












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新神戸附近の摩天楼群。
以前は新神戸オーパのみだったのが、ここ数年で高層マンションが建ち並ぶようになっている。









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須磨アルプス全容。












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非常に雰囲気は良い。

















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かなり際どい尾根を行かねばならない場所もある。












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須磨アルプスの核心部より横尾山を望む。

















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雰囲気は良いのだが、如何せん、距離が短い・・・。

















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横尾山山頂から見る明石海峡












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高倉山山頂より須磨浦方面。
実は高倉台造成の影響で高倉山山頂は消滅してしまった。
その代り、神戸沖に人工の島ポートアイランド(港島)が完成したわけ・・・。









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旗振山より一の谷町~須磨浦海岸を望む。
旗振山の由来は、古来、沖を行く廻船に手旗で信号を送っていたという経緯から名付けられた。
またこの場所から源義経が「逆落とし」を行ったとする説もある。








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塩屋~須磨の沖合いには、冬の風物詩、海苔養殖の筏が既に組まれていた。
現在では兵庫県の海苔生産高は全国2位。この須磨海苔は昭和50年代から生産が始まったというが、私の記憶では30年ほど前にはこのような筏はなかったように思う。
何となく阪神淡路大震災の頃から急速に増えて行った記憶があるのだが・・・





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ドレミファ噴水パレス跡地。明石海峡と大橋が覗いて見えるのが絶妙。
ドレミファ噴水パレスと言えば、山陽電車沿線では同じみのCM↓

http://www.youtube.com/watch?v=s8kdsr4gGtc