2012/11/30 須磨アルプス、塩屋~板宿八幡・往復

【秋の登山トレーニング、須磨アルプス、塩屋~板宿八幡・往復】

なんとなんと、山に上がるのは11/10の黒岩尾根以来、20日ぶりだった。
時間にゆとりのある(はずの)学生生活とは言え、雨、試験などが重なると、開きが発生するのも致し方無しである。しかし、何もしなければせっかくのトレーニング効果が薄れるのも事実・・・。
そこで、休日の朝は欠かさず、自宅近辺の4km弱のコースをザックを担いで走った。重量は10kgにセットして、山に上がる日と同じ3時半に起床。1時間ほどをマフェトン理論に従いランニングした。3連休の時は3日連続である。その効果はいかに・・・。

3時半起床。いつもの始発電車に乗り塩屋へ向う。たった3駅なので到着は5:03、早い・・・。
エレベーターの所で準備を済ませ、5時半には歩き始める。

歩き始めて直ぐに変なことに気が付いた。登山口がわからないのである。
考えれば、真っ暗な中、塩屋から入山したことは一度も無い。うろうろしていると周辺地図を見つけた。それを見ていると早朝登山のお爺さんに声をかけられた。そのお爺さんに付いて行くような感じで登山口に向う。

途中、目の前に階段が現れた。
階段などあるはずが無い・・・そう考えて引き返した場所である。そこを曲がると、なんと!いつものお地蔵さんがあった・・・。我ながらビックリである。その後も、要所要所でルートミスしているのでは?と不安になる。
良く経験することではあるが、日中に夜の街を歩くと普段行く店が全くわからない・・・ということがあるが、坂道を逆に歩くと視線の位置が違うので、風景が全く違って見える。それにしてもここまでひどいのは初めてだった。

さて、早朝ランニングの効果もあってか、今回の往復で14kmにもなるコースも、終盤までコンディションを維持することができた。しかし、栂尾山の下り附近から、いつもの「ヒザ痛症候群」が出始め、その後、旗振山の下りでは「右外くるぶし」の痛みも出始めた。結局、右足の2ヶ所の痛みで、かなり歩行に支障を来す状態にまでなってしまった。どうやらこの2つの痛みは連動しているようだ。
痛み止めを飲んだが、タイミングが遅かったのか?全く効果無し・・・。

この「ヒザ痛症候群」、ヒザを酷使するスキーでは出たことはない。
また、筋や関節を痛めているという感じはなく、帰宅後に風呂でゆっくり温めれば、翌日には大方完治してしまう。痛みが出始めるとヒザがロックしたように重くなり、曲がらない・・・。疲労物質と関連もあるのだろうか?実に不思議な症状だ。

山岳スキーの観点からいくと、現状のトレーニングの仕上がりで、十分、シーズンイン可能である。むしろ、例年より仕上がりは良い方だ。そう考えると、久々に「締めの体力測定」JR摂津本山有馬温泉・往復は済ませておきたいのだが・・・。

【須磨アルプス~板宿八幡、往復】
3:30起床、始発電車にてJR塩屋へ。
往路、JR塩屋発(5:24)→旗振山(5:56)→栂尾山(6:40)→横尾山(7:03)→東山253ピーク(7:24)→板宿八幡(7:50)→
復路、東山253ピーク(8:23)→横尾山(8:46)→栂尾山(9:00)→旗振山(9:47)→JR塩屋(10:20)


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5:56旗振山。見下ろす須磨の夜景が美しい・・・












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高倉台団地の造成で消滅した高倉山・・その山頂だった付近から望む、神戸港と大阪湾。
下に見える大きな明かりは阪神高速須磨料金所である。









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六甲全山縦走大会では有名な、通称?「心臓破りの階段」
いつもは下っているので、登るのは今回が初めて。


















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横尾山には「点の記」2等三角点がある。



















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須磨アルプス核心部。
恐らく、高校のアルバムに載っている、高一の春のオリエンテーリングの写真はこの場所と思われる。

















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逆方向を歩くと、普段見えていない視点で風景が見える。












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おきまりの253mピークより望む横尾山・・・
255mだと思っていたのは正確には253mらしい。そして、ピークの名も東山ということが看板を見てわかった。









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こんな気温計があったのも知らなかった。最近設置されたのかもしれない。
気温は7℃、それでも山歩きにはまだまだ暑い・・・。

















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今日はぼんやり薄曇・・・



















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7:50、板宿八幡宮
普段ならここで6時頃なのだが・・・

ここでトイレを借りる。人の多い低山登山の場合、こういった公共トイレの位置というのも大切になってくる。








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時間が1時間違えば、山の雰囲気も少し違う。













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須磨アルプスの馬の背は名勝だとか・・・
標識が新しいところを見ると、先の温度計と言い、六甲全山縦走大会に向けた整備かもしれない。










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9:50、3時間後の旗振山に戻る。













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鉄塔もお色直し中・・・。



















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沿面距離14.5km、累積標高1050m。
交通費は170×2=340円なり