2012/12/22 若桜氷ノ山スキー場

【ネタ的には「13年ぶりのスノボ体験」だったが・・・】
現在通っている職業訓練校の自己紹介で「雪山スポーツに興味のある方は、ぜひ一緒に・・・」と挨拶したのが今年の4月。スノーボードを始めてみたいと言っていた同じクラスの若者YMB氏に、初歩だけなら教えることは出来るよ・・・と言っていたのが、今回、実現することとなった。ボードを教えるのであれば、私がスキーという訳にも行かない。スキーに役立つ新しい感覚が得られる可能性もあり、私も13年ぶりにボードにチャレンジしてみることになった。
目的地は先週と同じ「わかさ氷ノ山スキー場」。既にOPENしていることに加え、レンタルボードのセットがネット割引で1500円というのに惹かれて決定した。


自宅を4:20に出発。魚住出発の予定で明石西で降りる。自宅を出る際、YMB氏にメールを入れたが返事無し・・・「ながさわ」附近で電話をするも出ない・・・大丈夫か?! ライオンの工場前で待機しているとYMB氏が歩いて現れた。予定より15分遅れて出発。自分が10分ほど遅れることも想定していたので上出来である。

道中、激しい雨に何度か降られたが、予報は雨から雪だったので気楽に構える。ガソリンを入れたり、コンビニでタバコ休憩したにもかかわらずらず、魚住から2時間45分で道の駅・若桜到着。
ここで一旦、トイレ休憩。これなら魚住から3時間でスキー場に到着できそうだ。

国道から県道482号線へ右折し茗荷谷バイパスに入った途端、右後部から断続的に異音が聞こえ始める。バイパスの路面には凍結防止の溝が掘ってあるので、それに反応して荷物がビビッているのだろうか?一瞬、パンク?の文字が脳裏をよぎるが、まさかそんなはずはないだろう・・・。
バイパス区間が終わり、集落を越えてスキー場まであと少しという所で、覚えのあるイヤな振動が車を包む。車を停めタイヤを確認すると・・・案の定パンクであった。

今回は右後輪だった。降雨に加えて上り坂・・・凍結防止の水が路面を流れている中ではあったが、輪留めを行い手早くスペアタイヤに交換。手馴れたものである。この手際の良さ、笑うに笑えない話しだ。
本日は土曜日だし、この附近なら国道に出ればガススタもあるだろう。気楽に構え、レンタルショップでボードとブーツのセットを借りる。8:15頃に上の無料駐車場に到着。準備を済ませる。

13年ぶりのスノボ用ブーツを履き、ボードを抱えて車の鍵を閉め、さぁ!ゲレンデに向おう・・・と車を見ると、今度は右前輪がペチャンコになっている。おいおい、右側タイヤ全滅かよ・・・。タイヤが傷まないようにジャッキを噛ませて、ゲレンデに向う。 4月の八方の帰りに発生した2回目のパンクと同じ、4駆独特の現象だろうか・・・。
今、ここで悩んでもタイヤは元には戻らない。とりあえずは13年ぶりのスノボである。

本日の相方のYMB氏は柔道2段、今年成人式を向える若者である。これまでスノボ経験は全く無し、一度だけスキーは履いたことがあるという。私はというとあと数年で50を迎える無職のオッサン・・・巷ではジジイ扱いされてもおかしくない年齢だ。今日は、そこそこに雪山を知っているオッサンとボード初の若者との対決である。

まずは、ボードの初歩は私が教えなければならない。まずはブーツの履き方、ボードの抱え方に始り、ボードの置き方と流れ止めの重要性。転倒時の起き上がり方などをレクチャーする。

そうは言っても、人のことよりまずは自分である。ボードを装着して前向きに横滑りを始めてみた。どうすれば横滑りのままフォールラインをキープできるのか?探りながら滑る。13年ぶりだが問題なく滑ることが出来た。お次は背面だ。これも問題なく滑れた。わからないことだらけだが、バランス取りをしながら斜滑降へと駒を進めて行く。むしろ、前回より上手くなっている。
前回は1級取得の前であり、スキーの技量も1級取得時より向上している。また、近年、テレマークも違和感なく滑れるようになってきたことで、雪上の意識やバランス感覚も良くなっているのかもしれない。

ターン始動だが、スキーとずいぶん異なるように思う。13年前はスケボーの如く、振り回す感じでターンのきっかけを掴んでいた。それはそれで良いのだが、今回はターン始動のヒントを探る目的もある。どうすれば振り回さずにターン始動できるのか?いろいろな方法を試してみる。

YMB氏はというと、私に遅れずに着いて来る。転倒しても、そこは柔道2段・・・適度にアドバイスを加えて行く。
足首が伸び切っているポジションこそ矯正できなかったが、筋は良いと感じた。日常の重心位置とスノースポーツの滑走中のポジションはずいぶん違う。こればかりは本人が、これだっ!というものを掴むまでどうにもならないので、しつこく言わないよう心がけた。

昼食を挟んで、少し早いが14時に滑走終了。私はS字でターンが出来始めた所だったので、実に名残り惜しかったが、帰宅のことも考えなければならない。YMB氏はクルクルと回りながら降りて来る不思議な技を身に着けた所で本日終了。

先にボードを返却し着替えを済ませる。YMB氏がブーツを返却しに行ってくれている間に、私がJAFに連絡をする。16時過ぎに積載車が到着。国道に出て直ぐの林自動車まで運んでもらう。

まずは右前輪を見てもらう。タイヤのトレッド中心付近に小さな貫通穴が一ヶ所あった。釘などは刺さっていない。きれいな貫通穴なので、あっという間に修理が完了した。

スペアタイヤの空気圧を見てもらっていると、今後はスペアタイヤのバルブが吹き飛んでしまった。結局、右後輪も修理してもらうことになる。右後輪もトレッド中央部の同じ附近に小さな貫通穴があった。恐らく、路面に何か鋭利なものがあり、そこを右側タイヤが通過したのだろう。落ちていた釘を拾ってのパンクではない。もし仮に釘が飛び出しているベニヤ板が路面に落ちていて、それを踏んづければ同じようなことになるだろう。

アジアンタイヤに問題があるかと思い、帰宅後にネットで調べてみたが、特にアジアンタイヤが貫通に弱い・・・という話題も無い。柔らかい新品のタイヤは釘を拾い易いが、むしろアジアンタイヤのゴムは硬いという評判である。結局、GWの薬師~黒部五郎下山後のパンクとの関連は無く、全くの偶然と考えられる。もちろん4月の八方の帰りのパンクも同様である。

YMB氏が修理代を割り勘にしよう・・・と言ってくれた。しかし、それは丁重にお断りした。代わりに山崎の天下一品でラーメンをおごってもらう。氏を魚住の自宅まで送り届け、20時に帰宅。
翌日は、全身筋肉痛だった。



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スキー場まであと少しという所で、タイヤ交換。
無事にボードをレンタルし、駐車場へと入る。










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さぁ、ゲレンデに向おうとすると、今度は右前輪が・・・










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タイヤが傷まないように、急いでジャッキを噛ませる。










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本日は同級生の若者を連れて若桜氷ノ山でスノーボード・・・雨です。










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1999年以来、13年振り4回目のスノボ・・・。
スキーの技量は大いに関係有るのだろう。
前回は兵庫1級取得前だ
ったということもあり、今回は遥かに上手になっていた。









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雨のスキー場とパンクした車・・・。
それにしても今年、5回
のパンクを経験したが、一度も重大事故に至らなかったのは幸運としか言いようが無い。
また、事後の処理も幸運だった。
5回撃墜されて全ても、直ぐに救援されて生還したようなものか・・・(意味不明)



修理工場ではスペアタイヤのバルブも吹き飛んで、無事なのは左前タイヤのみである。
スペアタイヤは、車の購入から既に7年経過しており、雪道の走行も多いので痛みが激しかったことが原因のようである。



雪山は楽し・・・Schi Heil !!