2013/12/30 若桜氷ノ山スキー場

待ちに待ったシーズンインである。

12月上旬の第一種電気工事士・技能試験の再試験の対策に追われ、秋の登山トレーニングは全く無し。その後も、年賀状の印刷やら正月OB会の準備の大掃除など、年末の行事で全く時間が取れず、12月30日の滑走となった。

ちなみに今シーズンのスキー場オープンは、若桜氷ノ山、若杉大屋共に12/21(土)であるから、そうそう遅いスタートとも言えない。

さて、今シーズンに関しては、全く今までと違った生活スタイル・・・つまり、夜勤のある仕事に就いたため、少し違った心境でシーズンインを向えたことが大きい。基本(夜勤→夜勤明け→休み)・・・の生活スタイルで以前の様なスキーライフを送ることができるのか?この度の初滑りは、今後を占う上で重要な節目となる。

夜勤明けの前日、9時半帰宅。洗濯などを済ませ11時に仮眠に入る。
13時に起床。食事の後、9ヶ月寝かせていたスキーのワックス剥がしなどスキーの準備。年末の用事を済ませるため、一旦、車で外出。近くのGSでガソリンを入れて16時過ぎ帰宅。引き続きスキーの準備を行ない、22時過ぎに全て終了、自宅出発。「道の駅・南波賀」まで進んだ所で日が変わったので仮眠。

翌、30日は「道の駅・南波賀」を4時半出発。道に雪は全く無い。戸倉峠で-10℃表示。5時50、「道の駅・若桜」到着。早いので仮眠する。

7時少し前に起床。カップ麺とパンの朝食。7時40頃、出発。

ゲレンデ駐車場には8時頃到着。着替えなどを済ませ、8時半頃から滑り始める。気温が低く、雪は締まっていた。程なく、前シーズンを終えた時点での感覚で滑れるようになる。しかし、映像を見るまではわからない。時間はあるので、ゆっくりと思い出しながら感覚を磨いて行く。

10時半頃、休憩をしていたら山の知人、TBC氏が子供さんを連れて休息室に入って来た。偶然の再会に驚く。そういえば昨年も初滑りの時に会ったな・・・。しばらく一緒に滑る。

昼前にふたりと別れて、一旦、上のゲレンデでビデオ撮影1本。昼食は車に戻る。映像で滑りの確認を行ったが、一応、前シーズン末の状態で滑っている事は確認出来た。まずはひと安心である。

軽い仮眠の後、14時頃からアルパイン方面を数本滑って、スノーピア方面に戻る。
天気が良いので上のゲレンデで撮影を3本。リフト乗り場手前で圧雪が二手に別れていたので、丁度、良い具合にリフト沿いに正面からの撮影が出来た。相変わらずXactiのお世話になっている。

リフト上から子供のストックを1本持って滑るTBC氏を発見する。しかし、その後、なかなか遭遇しない。

そのうちパノラマの左折れの斜面変化の附近で、突然、右腰にドキュンと電気が走るような痛みを感じた・・!軽いギックリ腰の症状である。

いつかはやるだろうと思っていたが、まさか初滑りでギックリ腰とは・・・それに1月はシフトも連休無しなので、今回は貴重な2連戦である。明日の大屋は滑れるのか?いや、そんなことより無事滑り降りれるのか?運転して帰れるのか??不安に駆られる。

幸い、これまで何度か経験した程度の軽いギックリ腰である。ポジションさえ上手くキープすれば滑れることはわかった。上手く行けば明日朝にはかなり回復するかもしれない。

ちなみに生まれて初めてのギックリ腰は20代の時、出勤時、玄関で靴を履こうとした時になった。大変な驚き出はあったが、この時は軽くて済んだ。

その次は前職を退職した後、40代後半の時である。基金訓練に応募する為の面接試験当日の朝だった。
冷蔵庫の一番下に入れていた豆腐を取ろうとした時にドカンと来た。この時は、完全に動きが止まってしまい、微動だに出来ない。昼からの面接に行けるのか?否か?かなりヒヤヒヤものだった。しかし、一旦、起き上がって姿勢を正しくすれば、ゆっくりと歩く事は可能だったので、面接は痛みに耐えながらではあったが、面接試験を受けることができ、基金訓練を受講することもできた。

これ以降、度々、ギックリ腰に襲われてはいるものの、何とか切り抜ける事に成功しているのだが、スキー滑走中の出来事となると話は違う。

しばらくリフト乗り場でひと息入れているとTBC氏親子がやって来た。子供さんが手袋を濡らして冷たいと言ってるので帰宅するという。別れの挨拶を交わし、1本だけ様子見で滑ってみることにし、私はリフトに乗って上のゲレンデまで上がった。

ゆっくりとポジションをキープしながら滑ると、痛みも殆ど無い。しかし、無理は禁物である。とりあえず、明日の朝の状態で、大屋を滑るかどうか?を決めることにした。

そうして、下山後の温泉に行くと、またしてもTBC氏親子と遭遇。もう既に湯から上がってひと息付いているところだった。再度、別れの挨拶を交わす。

暗くなる前に若桜駅前のスーパーで、ベビーチーズとパックの日本酒を購入。スキー客も多いのか?毎度の事、結構な賑わいである。道の駅に戻り、反省会をしているとウトウト・・・気が付くと夕食を作る前に寝込んでしまっていた。気が付けば21時前・・・腰は痛む。そのまま就寝。

翌日は、日の出の頃に起床。パンとコーヒーで軽く朝食。何もしなければギックリ腰であることを忘れてしまう。

しかし、車を降りて一歩足を踏み出すと痛みが走った。この時点で帰宅を決意。帰りは一宮付近まで霧だった。

カーピカランド林田で久し振りの洗車。ゆっくり動けば作業は可能だ。明日の勤務も何とかなるだろう。自宅近くのGSで満タンにして次ぎに備える。

帰宅後、洗濯、片付けなどを行なう。11時から仮眠。やや空腹だったので湯たんぽをして寝るが、かなり寒く感じる。やはり腰は痛い・・・。


戸倉トンネル附近も結構な積雪だったが、それほど道に雪は無かった。


5時50分、道の駅・若桜に到着。


7時40分、スキー場に向けて出発。
積雪量の豊富さに驚く。
今シーズンは、降り始めてから一気に積もったような感じである。


完璧な雪景色・・・


バイパスを抜けてからの旧道もご覧の通り。


8時頃、ゲレンデ駐車場に到着。


8時半には滑走開始・・・


曇り空で気温も低く、絶好のコンディション。


雪の着いた杉の木が群をなしてこちらを見ているような錯覚にとらわれる。


正午近くになると少し明るくなってきた。


若桜はにわ・・・の図。
薄曇でいまいちはっきりとしません。


昼食の後、アルパインゲレンデ方面を軽く滑る。


氷ノ山山頂方面が間近に見え、迫力ある山の風景が時折みられる。


スノーピアゲレンデ方面は、リフト上から氷ノ山山頂方面が見える。


少し早めに下山。
腰の状態が心配・・・


しかし、風景は最高である。


スキーの後は温泉・・・・。
定番です。


温泉から上がると、夕暮れが周囲を包む・・・。
日本的風景。


翌日は滑走を断念して、早朝に帰途に着く。
朝霧が印象的だった。


 

・・・Schi Heil !!