2014/04/11 八方尾根スキー場遠征②

5時半、自然に目が覚めた。10時間ほど寝たからだろうか?それとも八方温泉の効能だろうか?筋肉痛は、さほど感じない。
さて、本日はタイトなスケジュールとなっていた。
まず、翌日の勤務が日勤夜勤なので、早目に帰宅する必要があった。一方で、安曇野界隈に訪れたい場所もあった。その、訪れてみたい場所というのは、2011年にNHK連続テレビ小説で、前半期に放送された「おひさま」のロケ地である。 次回、何時来れるかわからないので、ロケ地巡りは今回、済ませておく必要があった。
来る時、8時間かかった事を見越せば3時間ほどのゆとりしか無い。
この「おひさま」というドラマ・・・NHK連続テレビ小説で、私が生まれて初めて全編156話を完視聴した作品である。
見るきっかけとなったのが、前々回、2011年4月の白馬詣だった。 山仲間のHRS氏、TBC氏と帰宅途上で立ち寄った美麻村蕎麦屋「山品」・・・私は何度か訪れていたのだが、そこに置いてあった観光パンフレットに次ぎの様な下りが・・・。
“こころが染まる景色に出会う。連続テレビ小説「おひさま」のロケ地、信濃大町・・・”
安曇野が舞台ということに加え、時代背景が戦前~戦後と、私が10年来追いかけているテーマと合致したこともあって、深い思い入れを持って視聴した作品となった。
とりあえず、目覚めて直ぐ、朝食も摂らずに八方第3駐車場を出発。
6時10分、美麻村通過。
6時30分、池田町通過。
7時過ぎに大王わさび農園に到着。 まず、第1のロケ地、常念岳が見える安曇野の田園風景を探す。 ここは、東京の主婦・房子が、主人公・陽子の話を聞くために安曇野を訪れる際の象徴的な場面として、ドラマの中で度々登場する。ここはGoogleストリートビューなどで下調べを済ませておいたので、簡単に見つかった。 天候も良く、常念岳も真っ白に輝いている。ドラマの中で見た時以上に素晴らしい条件での訪問となった。7時10分ぐらいまで撮影。
7時半頃、穂高駅前を通過。第2のロケ地に向うが、場所を完全に間違え、穂高温泉方面に行ってしまう。7時45分、Uターン。8時10分、2つ目のロケ地、須藤家周辺の田園風景が撮影された堀金烏川附近に到着。 Googleストリートビューの記録では、駐車場が存在するのだが、今はもう跡形も無い。とりあえず、車を降りてロケ現場を探し始めたのだが、ここからが大変だった。 カメラ位置が全くわからず附近を徘徊すること30分。つい最近まではロケで使用されたセットが存在し、簡単にわかる場所だったらしいが、今は全くどこかわからない。
らちが明かないので、一旦、車に戻り、ネットでロケ地マップなるものを調べ、グーグル地図とGPSを合わせて使用して目的地を探す。
8時50分頃、やっと凡そのカメラの位置を確定する。しかし、周辺の木の大きさなどが当時と違い、完全なカメラ位置を見つけ出す事はできなかった。
9時10分、次のロケ先を目指す。9時17分、第3のロケ地到着。
ここは主人公・陽子の兄、茂樹が予科練受験を目指して旅立つ、重要なシーンで使われた。撮影時は軽い積雪があり、印象的なシーンとなっている。 ここも駐車スペースで少し悩んだが、位置は比較的簡単に見つけ出すことが出来た。ドラマの設定では早朝だったが、太陽の向きから撮影時は夕方だったことがわかる。
9時半、このロケ地巡り終了・・・いずれもスマホのネット接続、地図、GPSの機能がなければカメラ位置を探し出すのは困難だったと思われる。
さて、ロケ地巡りが終了した所で、大急ぎで帰宅しなければならない。
豊科IC近くのスタンドでガソリンを入れ、9時55分、長野自動車道に入る。
梓川Pで遅い朝食とトイレを済ませ、10時55分、出発する。
これは大体、白馬村を9時に出発したのと同じ時刻である。 しかし、走り始めて間も無く睡魔がやって来た。仕方がないので辰野で仮眠。
11時50分、再出発。
恵那Pで給油。13時10、出発。
養老Pでカップ麺の遅い昼食。仮眠したが寝れず、15時50分、出発。
17時25分、西宮。 自宅近くのスタンドで給油と洗車を行ない、18時半頃に帰宅。
22時過ぎには就寝できた。

昨日よりも、更に赤く輝いていた白馬三山のモルゲンロート。


大町が見渡せる三日町トンネル出口。朝日を受けて輝く峰々・・・ベストタイミングである。


第1のロケ地。大王わさび農園近くの道路。正面に白く輝く常念岳が見える、安曇野を象徴する田園風景。
何でも無い農村だが、景観形成指定地区になっていた。


ロケ地を示す案内・・・


穂高駅前を通過して・・・


穂高温泉境界隈を通り・・・道を間違えていることに気が付いてUターン。同じ初期型のアトレーとすれ違う(笑)


やっと第2のロケ地附近に到着。


ロケ地を示す案内があるものの・・・


カメラ位置が全くわからない。


電子機器を多用してやっとカメラ位置を確定・・・時間が無いぞ!


「おひさま」のワンシーン。こうしてみると、撮影時はかなり造成されていたことがわかる。
こりゃ、わからんはずだ。


第3のロケ地。


朝のシーンということだが、撮影は午後~夕方だったということがわかる。


11時、安曇野を後にする。


前回の白馬詣でバーストを経験した恵那山トンネル。今、考えても恐ろしい・・・

恵那山トンネルバースト経験


新幹線と平行して走る、名神高速木曽川橋。
ここは、映画「動脈列島」で近藤正臣扮する主人公が、当時、200km/hオーバーと言われたセリカ1600GTを駆って新幹線と並走しながら、新幹線・停止信号電波を流し、新幹線を停止させるというシーンに使われた。
どうやって並走シーンを撮影したのか?簡単な話、本当に200km/h出して並走すれば良いのだが、そんな事、40年近く前とはいえ可能だったのか?Webネタによると、羽島駅に停車する際の減速した新幹線を捉えて撮影したという話もあるが?毎回、ここを通る度に考えてしまう。


とりあえず、シーズン滑走日数21日、生涯滑走日数513日で2014シーズンを終えた。

 

Schi Heil !!