【プルーク暴言B】011号「自分で正解を導く能力」
正しいスキー指導とは何なのだろう?
スキーの上達を導く適切な道のりを提示することなんだろうけども・・・
果して、どんなシチュエーションでもパラレルターンで滑れることがスキーの正しい道なのだろうか?
「自然で楽なスキー」では、どんな斜面でも「自然で楽な・・・」で滑れる理想があったのだろうけど、結局、破綻してしまった。では、旧スキー教程が正しかったのか?というと、そうでもないような気がする。
そもそも、我らがTOK師匠が「フィーリングスキー」を考えたのは、この旧スキー教程に無いものを求めてのことだったはずだ。
(※)スキーには他のスポーツに無い、用具を介して外力を利用するという特殊性が存在する。
確かに、どんな斜面でもパラレルで滑れるのは上手な証拠だ。
しかし、状況に応じてシュテムターンやステッピングターンを活用するような、そんな技術展開は無いのだろうか?
ゴルフは、状況によってクラブを使い分けるという選択肢がある。
スキーの場合、一旦、滑り始めてからスキーをチェンジすることは不可能だとしても、最初から最後までパラレルで滑らなければならない・・・ということは無いはずだ。
これをゴルフに例えるなら、1本のクラブで18ホールを回るような状況である。
であれば、雪質や斜面に合った技術で滑ればそれで良いのではないか?
自然で楽な・・・も含めたバインシュピール、ローテーション、曲伸系、ステッピングetc・・・
技術の特性を理解し、斜面に適合した技術を選択できるのも、これまた技術ではないかと思う。
【自分で正解を導く力を身につける】
Schi Heil !!