2015/03/25 おじろスキー場

水曜日がシニア1000円ということで、山スキー仲間のHRS氏と、おじろスキー場に行くことになった。
自分でも意外に感じたが、おじろスキー場で滑るのは、2008年の1月以来、7年振りだった。

おじろスキー場は、自分にとって思い出深いスキー場である。
スキーを始めた27年前は、まさにスキーバブル絶頂期で、ハチ北、ハチ高原などの有名所のスキー場はリフト待ちが45分という状況だった。また、駐車場の良い位置をキープするには前夜から入る必要があるなど、スキーヤーは皆、大変な苦労を強いられた時代だった。

そんな中、少しでも良い環境でスキーができるように・・・と通ったのが、当時はまだ「ソラ山」と呼ばれていた現:スカイバレーである。とことが、経営が変わりスカイバレーに名前が変わった途端、立ちどころにゲレンデの混雑がひどくなった。
なんとかならないものか・・・と、頭を抱えていた時に知ったのが「おじろスキー場」だった。
※おじろは比較的空いてるスキー場だったが、それでも土日のリフト待ちは20分以上が普通だった。

おじろスキー場が比較的、空いていたにのは理由があった。京阪神地域から一番遠いスキー場であるという地理的ハンデ?に加え、一番上の駐車場が極端に狭く、そこから登高リフトで登る必要があった。
また、朝、スキー場に着いたならば、下の駐車場からシャトルバスに乗る必要があった。客のスキーを積んだ軽自動車が、急坂をシャトルバスを追いかけ、エンジン全開で走る様が、登高リフトから良く見えたものだ。
つまり、おじろは、かなり不便なスキー場だった・・・ということである。それでも、前夜、0時までに上の駐車場に着かなければ、良い駐車位置をキープ出来ないので、毎回、前夜からの車中泊が定番となった。
鳥取には近かったのだが、日本海側からの来客数は、京阪神からの来客とは比較にならない数だったと考えられる。

さて、距離が遠いということは帰宅に時間がかかることを意味している。
当時の9号線のスキー渋滞に引っ掛かると、帰宅の所要時間は5時間に及ぶのはざらであり、到着が深夜に及ぶこともしばしば起こった。そこで、おじろスキー場の付近で夕食と入浴を済ませ、渋滞が引いた21時以降に一気に自宅まで帰る作戦を取った。

ちょうど9号線に出たところに「レストラン和田」という、昭和レトロぷんぷん・・・のレストランがあり、野菜炒め定食が750円程度で結構なボリュームがあり、お気に入りだった。
また少し走ると、9号線から少し外れた所に「村岡温泉」があり、350円で入浴できた。その後は、ハチ北の交差点の手前の村岡町ファームガーデンの駐車場で22時頃まで仮眠した。

今となっては懐かしい思い出である。

スキー検定にチャレンジを始めたり、その関係から「スキー滑走記録」を付け始めたのも、丁度、おじろスキー場に行き始めた頃からだった。

その後、4シーズンほどが経過した1999年頃から、29号線側のおおやスキー場に行き始めてから、おじろスキー場は遠い存在となった。それでも懐かしさに駆られ、時折、て滑りに行ったものだが、最後の滑走から7年ものブランクが空いてしまったとは、自分でも驚きであった。



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3月24日の寒波・・・
この日は、クリスマス寒波と同様、春の寒波が入ることが多い。
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天空の城、竹田城・・・
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今回、初めて和田山~八鹿のバイパス無料区間を使う。これでかなり時間短縮が図れた。
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平日とは言え、閑散とした道の駅「ハチ北」
スキーバブルの頃は、シーズン中、いつ来てももの凄い混雑だったのだが・・・

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「レストラン和田」・・・
予想していた通り、閉店していた。

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昔はここから右に曲がって、上の駐車場まで細く急な山道を延々と走った。
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50歳からのシニア券は意外・・・
とはいえ、平日はリフトの運行も極端に少ないので、以前の様に滑りごたえのある滑走はできなかった。

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7年ぶり・・・
大屋に行き始めてから、訪れる度に斜度が緩く感じられたものだが、今回は7年前より、更に斜度が緩く感じられた(笑)

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しかし、開放感のあるロケーションは、おじろスキー場ならでは・・・
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真冬並みの寒波だった。




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初めて、おじろスキー場の帰りに、湯村温泉に行く。
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新しくできた温泉施設・・・
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こちらは懐かしの荒湯・・・
もしかして29年振りか??

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98℃のお湯が絶え間なく脇き出ている。
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温泉玉子が定番・・・
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夢千代の像も相変わらず・・・
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吉永小百合さんの手形だけが異様に光ってたぞ(笑)

超有名人ということで、皆、興味があるんだろうな・・・


追記・・・・本日の花粉症
確定的な事は言えないのだが、これまでで最強の花粉症対策を行ったので、症状は比較的少なかったように思う。
花粉さえ吸い込まなければ、症状は出ないはず・・・そこで、スキー終了後、車に戻った直後から、鼻血が出た時のように鼻にテイッシュを詰め、その上からマスクをした。(マスクはむしろ、鼻にテイッシュ突っ込んだことを隠す意味が強い。)
目の涙腺から鼻に流れ込む花粉は防げないので、100%という訳には行かないはずだが、劇的な効果があるように思う。
残念ながら、この日は強い寒気が入った影響で、花粉飛散は少ない予報だった。それでも姫路に着く頃には、上唇付近がしびれる症状が現れ始め、帰宅後は、というと、室内に運び込んだ花粉の影響で、やはりくしゃみは出た。最強の花粉症対策は、今回に限っては何とも言えず・・・という感じ。
今後は、帰宅時に食事など、より道せずに一気に帰宅する事も試してみようと思う。


30代前半の思い出、おじろスキー場・・・・Schi Heil !!