2015/04/09 伯耆大山・キリン峠エリア「森の回廊コース」

前回の赤倉山でシーズン終了の覚悟はしていたが、連休が入ったためプチ遠征を計画する。行き先は未だ単独で行ったことのない伯耆大山・振子沢エリアと決めた。

岐阜の高鷲スノーパークでのゲレンデスキーも候補だったが、自宅~振子沢エリアが約200km。自宅~高鷲スノーパークが約300km・・・と、その差、約100kmで、実に5割増し・・・。

意外に岐阜のスキー場は遠かったのだな・・・・というよりは、振子沢エリアは200km程度だったのか?と改めて思う。それに加え、振子沢のエリアにはずいぶん前から散策してみたいと考えていた場所・・・自称「森の回廊コース」があった。

新しい職場での仕事の状態は少し落ち着きを見せ始めたものの、予定されていた退職者に加え、交通事故による長期入院が発生し、2名減のダブルパンチ・・・その影響で連続勤務が増えてしまった。
当日は、帰宅後、できるだけ直ぐに出発できるよう、少しづづ準備を行う。

帰宅するとアマゾンから荷物があったことがわかる。再配達予約を明後日の午前中にかけるが、今回も風呂に入ってる最中に届けに来た。全く同じシチュエーションが、これで3度目である。

さて・・・地図の印刷等を済ませ、21時に車への荷物の積み込み完了。

駐車場ではナビのGPS電波が受信が出来ないので、自宅を出てからナビの設定を済ませる。また、前回のスキーの帰り、所用で満タンにできなかったので、GSへ給油に向う。手間でも帰宅時に給油を済ませておくと、後々が楽になるという教訓・・・
21時半、GSから再スタートとする。

加古川バイパス→播但自動車道→中国道・山崎→勝央SAにて30分ほど仮眠→米子自動車道蒜山SAにてトイレ休憩→江府にて米子道を降り、0120時頃には大山環状道路の木谷パーキングに到着する。

高速料金が2500円ほど発生すること以外、氷ノ山界隈に行くのと何ら変わらない感覚で到着。直ぐに就寝。月齢19日の月が明るい。

翌朝、0520時頃に起床。寒の戻りの影響で周辺の外気温は氷点下だった模様。

0640出発。カリカリのアイスバーン
この時期、大人気の振子沢エリアだが、平日ということでハイカーは私の車1台のみ。平日休のメリットを最大限に活かした感じ・・・

GPSのスイッチを入れると、予め、充電を行なって来たにもかかわらずバッテリーの容量不足・・・またである。
これまで何度も経験している通り、今回も充電容量不足だ。短時間なら動かせるので、ポイント毎に電源を入れて場所を確認する作戦に切り替える。
それにしても、肝心な時にGPSが使えないのは本当に困る。どうやら、長期間使用しなかった場合、充電時に満充電のサインが表示されても完全に充電できてないようだ。そろそろ充電器を含めたバッテリー関連の更新も必要になってきたのかもしれない。

7時30分、文珠越えの屈曲点にて休憩。

8時00分、安全策を取ったルートの行き先がドン詰まりだったので、元の分岐点まで滑って戻る。この頃から、森全体の霧氷がパラパラと音を立てて落ち始める。

8時30分、初めて振子に来た時の登攀コース(2007/02/14)に辿り付く。

9時00分、1本、Xactiにて動画撮影。続いて斜面をトラバースして「森の回廊コース」へと移動。

9時50、「森の回廊コース」、上部Y字状の西側から1本。上部は雪割れが起きていた。
日陰ということもあり全体的にアイスバーン。CHO-OYUが跳ねまくって滑り難い。雪が適当に緩むまでベースでのんびりと過す。11時半までに2本滑走。内1本は撮影を行う。

11時55分、下山完了。

車で着替えの後、先ほど撮影したビデオの編集を行なっていたとこと、Xactiの液晶画面が真っ黒になり、電源ランプが赤く点滅して戻らなくなった。どうにもならないのでバッテリーを抜いて放置する。

自宅で調べたところ、ゲレンデスキーと違い、登攀の時間も含めた20分近い映像の、上書き処理に関連したメモリーの容量不足と、どうやらこちらもバッテリーの充電容量不足のようであった。

12時40分、大山環状道路の展望台へ移動。しばらく双眼鏡で観察する。落石の音が遠くに聞こる。

その後、元のパーキングエリアまで戻って13時50頃まで仮眠。花粉を感じない点が、実にうれしい・・・

帰宅途中、麓の村落付近から、本日の滑走エリアの撮影と観察を行なう。普段より融雪が早い印象・・・これでは振子沢方面への移動は難しかったかな?と改めて思う。

帰りは江府から米子道には乗らず、181号・出雲街道を津山方面に向い、ドライブ・・・

途中、日野町にて桜並木の撮影で寄り道。今度はデジカメ(FT-4)の電源が入らなくなる。スイッチの故障か?時々復活するものの連続して使えない。仕方がないのでスマホにて道中の撮影を行う。

こちらも帰宅後に確認したところ、バッテリーの容量不足のようだった。XactiにしてもFT-4にしても、画面のインジケーターでは異常を感じなかったし、毎回、この程度の使用でバッテリー切れになることは無かった。
自分の注意不足だろうか?

確かにXactiに関しては、山での撮影で20分以上、カメラを回しっぱなし・・・というハードな条件だったのだが。

その後、FT-4はバッテリーの再充電で問題無く稼動しているが、Xactiの方は液晶表示が反転したまま戻らない・・。こちらも機器の更新時期か・・・2009年から風雨にさらされ続けたのだから、良く持った方かもしれない。

出雲街道を通り、15時過ぎ、道の駅「メルヘン新庄」にて休憩。

15時55分、勝山にてセルフ給油。

16時15分、中国道・落合より高速に入る。上月SAにて15分程、車を休ませる。

中国・山崎にて一般道へ。カーピカランド林田にて洗車の直後から結構な降雨。朝の晴れ間が嘘の様・・・

GSにて給油の後、20時過ぎに帰宅。氷ノ山エリアと変わらない時刻。


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朝、振子方面から、鳥越峠を越えて激しく湧き起こるガス・・・一方、こちらは晴天という不思議。


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この時期、大人気の振子エリアだが、平日スキーの醍醐味とはこのことか?!


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2012/04/15以来、実に3年ぶりだったとは。


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木谷のブナ林で迎える夜明けは、毎度の事ながら画になる・・・


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ルートミス・・?
周囲を藪に囲まれたドン詰まり。今日は何度も登り返して滑る予定だったから、気にせずシールを外して、分岐点まで戻る。


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霧氷が輝いて、それはそれは美しいこと・・!


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見覚えのある風景。2007年、初めてこのエリアに来た時に通った場所・・・


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やはり滑走には最適な場所だった・・・


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当時はこのルンゼ状の部分を苦労してキリン峠の鞍部まで登り、鳥越方面に抜けた。雪が良い時期なら、キリン峠の終着点まで登れば、かなりの滑走距離が見込まれるルートだ。


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ブナ林が道を空けてくれているかの如く・・・


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1本滑ったところで、続いて「森の回廊コース」側にトラバースする。これまでキリン峠からの帰途の際に、何度か滑る事があったが、今回の散策で、コース上部はY字状に二股に分かれていことがわかった。


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前述のコースと同様、なかなか楽しめるコースである。


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「森の回廊コース」ベースにて。もちろん、ここから車まで滑って戻ることが可能である。


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ベースより「森の回廊コース」を見上げる。
ハイシーズンはもっと凄いんだけどな~


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ドン詰まりからの滑走を含め、合計で5本滑ったところで帰途に着く。
それにしても良い天気・・・


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12時に車に戻ることができた。出発時と違い、5台ほど車が増えていた。


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出雲街道にて・・・


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ちょっとした農村風景なのだが・・・


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桜と古びた橋に岩場・・・なかなか風情のあるたたずまいである。


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こういうのも趣があって良い。


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鉄橋・・・・


Photo22;
真庭の桜並木。桜祭りの最中だった。


時に、滑走よりもドライブ中心で・・・・Schi Heil !!