スキー雑記に詳しく書いたが、購入以来10年弱、長年の懸案事項であったアトレー号の足回り改造作業を、1月中~下旬に行なった。同時に、下回りボディの錆落としと防錆作も済ませた。その結果が試される時が早くも訪れた。
1月最後の休日に青垣町方面に試運転を兼ねてドライブに行った。
瀬戸内沿岸から山陰方面へのスキーの場合、その道中の約9割は無雪状態であり、スタッドレスタイヤとはいえ、雪の無い路面での走行性能はとても重要なポイントとなる。今回、装着した台湾製スタッドレスタイヤは、50偏平ということもあってか?一般的なスタッドレスタイヤのグニャグニャした感覚は無く、シャープで良好なハンドリングであった。グリップも良い。
しかし、スタッドレスタイヤに交換した以上、雪道や凍結路面で性能を発揮しなければ意味が無いし、また、ローダウンと言ってもわずか16mm程度のものだが、車高が更に下がった影響も気になる所だ。ところが、今季は異例の暖冬で、お目当ての道路条件に遭遇するか?否か?何とも言えない状況が続いていた。そんな中、今季2回目のスキーで、早くも雪道での性能がわかるチャンスが訪れたのだった。
天気予報は、夜間に降雪がある・・・という程度のもので、特に意識はせず、軽く考えていた。ところが出発直前に道路のライブカメラを確認すると、意外なことに激しい降雪ではないか。少し覚悟を決めて自宅を出発する。
夜間に雪の予報だったが、音水湖畔を過ぎた付近から一気に路面の積雪が増え、戸倉トンネル付近ではハイシーズンの悪天候並みの吹雪となった。こんな事であれば、前もってウィンターブレードに交換すべきだったと後悔する。少し甘く考えていた。
そんな状況下でも、台湾製スタッドレスタイヤはしっかりとグリップしてくれ、昨年まで使用していた10年物の国産スタッドレスよりもはるかにグリップした。ちなみに10年物と言っても保存は良く、山も豊富だった。若干のゴムの硬化はあったものの程度は良かった。この性能の差は、何より10年間の技術的進歩の影響かもしれない。
車高に関しては、積雪していても一般道を走る限り問題は感じなかった。
強化スプリングに関するフィーリングだが、ある特定の凹凸路面で、共振するように振動が大きくなる時はあるが、それ以外で特に突き上げる様な衝撃を感じることも無く、むしろ以前より滑らかな走行感覚であった。
積雪路を通ったため、道の駅・若桜には少し予定より遅れて1時頃に到着。就寝する。
翌朝6時過ぎに起床。隣の車が完全に埋没している。当たり前の事だが、自分の車も凄い事になっていた。
これほどの積雪は、年末年始、白馬遠征の時に経験して以来である。6時半まで雪下ろしを行い、プラットホームを作って深みから脱出する。その際も、特に車高の低さは影響しなかった。これほどの積雪でも、新雪であれば、これまで通り問題ないだろう。
その後、朝食を摂り、7時半、滑走時の状態に着替えてから道の駅を出発する。
7時50、駐車場到着。心配していた駐車場の除雪もしっかりと除雪してあった。感謝である。
8時、ゲレンデに向かう。
8時20分、滑走開始。リフト券は撮影の際のシルエットを考慮して、今回からグローブに取り付けるようにした。
10時頃まで下のゲレンデを滑る。強烈に深いパウダーだが少々重い。昼前にアルパインの方を少し滑る。
11時過ぎに車に戻り昼食。仮眠の後、12時半頃より滑走を始める。
14時少し過ぎまで滑走。
14時45分、駐車場を出発。スーパーに行って刺身を購入。持参した御飯と共に道の駅で食事をする。
15時40分、道の駅出発。16時40、音水湖畔にて仮眠。
帰宅途上、山崎のポプラが閉店となっているのを知る。伊勢のポプラと共に閉店とは。
カーピカランド林田にて洗車を行い、自宅近くのGSにて給油、20時少し前に帰宅。
スキー映像はサイズSで撮影、1本あたり330MB程度であった。
音水湖畔ではそうでも無かったのだが・・・
兵坂トンネル付近もまだ大丈夫・・・
一旦、道谷集落の方に入ってみると・・・
戸倉雪寒基地付近から少々やばいことに・・・
予定より少し遅れて、宿舎、道の駅・若桜へ
湿ったボタ雪が降り続いていた。
翌朝、バンパーも埋没するほどの積雪・・・
30分の掘り起こしの後・・・
脱出の跡・・・・
スキー場への道もご覧の通り・・・
ほんとうに凄い日だわ・・・
つく米集落手前の道・・・
つく米集落も凄い事に・・・
車は少ない