2月も最終日となった。1月の20日に近隣のスキー場が全面オープンとなって、約1ケ月余・・・
本来であればシーズン折り返しとなる時期だが、今季はなにぶん雪不足である。あと何回滑れるのかわからない。ここで一旦、ゲレンデスキーに区切りを付けて、残り数回を山スキーに賭けてみることにした。2/2の初滑走から通算で7回目の滑走である。
しかし、いまだ登山口の積雪状況すら不明確だった・・・今回はどちらでも行ける様、山とゲレンデの両方の準備する。
21時過ぎに自宅出発。22時、別所P着。定例行事、薄いホットウィスキーを飲む。
2時半、自然に目が覚めて出発。戸倉峠の道に積雪は無い。
トンネルを抜けた直後の下りから、ポツポツと雨が降り始め、道の駅・若桜に到着する頃には土砂降りとなる。これには参った・・・まだ時間は4時半である。帰宅覚悟で就寝する。
スキーの事など忘れてかなり寝込んだ気がしたが、7時半頃に起床。食事を済ませる。ネットで調べると昨夜の雨で前線が通過した模様で、かなりゆっくりではあるが、天候は回復傾向のようだ。まずはゲレンデを滑る前提で駐車場へと向かう。
つく米集落を過ぎた付近から濃霧である・・・
一旦、氷ノ山登山口を車で偵察。雪が辛うじてあるので登る事は可能と判断。しかし、この濃霧では如何ともし難く、山の方は諦めることにした。
9時少し前、少し遅くなったが霧と小雨の中、滑走開始。霧ではあったが視界は50m程あり、滑走に問題は無かった。また、雨で雪がツルツルと滑るので感触はまずます良かった。
突然・・・本当に突然であるが、10時を過ぎたぐらいから急激に寒くなり、細かな氷柱の様な雪が降り始める。(雪の結晶に発達する前段階の氷晶というらしい。) 気が付けば、濡れたものが凍り始め、ストックに着いた水滴や、濡れたストラップなどがカチカチとなる。ミドルレイヤーは着用していたが、基本、中綿の無い山スキーのウェアだったので寒い。
11時半に車に戻り、早目の昼食。
午後にはアラレが降り始める。午前中より更に寒くなった感じがする。少し視界が回復したのでアルパインの方に移動。貸し切りゲレンデでビデオ撮影を繰り返す。ゲレンデはアイスバーンだったが、適度なグリップがあり、比較的、快適な滑走が楽しめた。
14時を過ぎると更に気温が下がり、ボタ雪が降り始めるが、時々、視界が良くなることもあった。15時過ぎたぐらいで、寒さで限界を感じて終了。パノラマへ戻る。
1本だけチャレンジから下までを通しで滑走して終了。車に戻って山の昼食にするはずだったパンを食べる。その頃から車外は猛烈に吹雪くようになる。
帰宅時の戸倉峠は凍結が見られた。帰宅時の凍結は珍しい。
17時半、一ノ宮手前の待避所にて仮眠。18時頃起床。周囲が雪景色となっており、ビックリ。
前夜の出発だったが、別所Pにて就寝。
早目に寝たので2時半に目が覚めた。
土砂降りなのには参った・・・
夜が明けて、予報を見ると、昨夜、前線の通過に遭遇したみたい。とりあえずゲレンデに向かう。
濃霧、濃霧・・・である。
氷ノ山越の登山口。
雪があるのでシールで登高に問題は無さそう。
しかし、この霧では山は無理・・・
幻想的な光景が広がる・・・
そりゃそうだ、こんな日にスキーに来る客は物好きである。
何も見えないが、50m程度は視界があったので、滑走には問題無かった。
10時、いきなり寒くなる。
雨で濡れたストックもカチカチである。
正午に近づくに従い、視界がある程度回復してくる。
午後は、アラレが降ってスタート・・・
チャレンジは相変わらず濃霧状態・・・
完全に貸し切り状態のゲレンデ・・・
午後、さらに寒さが増す。
風も強くなってきた。
大粒の雪が絶え間なく降るようになった。
15時に寒さで撤退。
帰りの戸倉峠・・・既に氷付いていた。
帰宅時に凍結するのは珍しい。
年に1回あるか無いかぐらいだぞ・・・
Schi Heil !!