2016/02/29 若桜氷ノ山スキー場

2月も最終日となった。1月の20日に近隣のスキー場が全面オープンとなって、約1ケ月余・・・
本来であればシーズン折り返しとなる時期だが、今季はなにぶん雪不足である。あと何回滑れるのかわからない。ここで一旦、ゲレンデスキーに区切りを付けて、残り数回を山スキーに賭けてみることにした。2/2の初滑走から通算で7回目の滑走である。

しかし、いまだ登山口の積雪状況すら不明確だった・・・今回はどちらでも行ける様、山とゲレンデの両方の準備する。
21時過ぎに自宅出発。22時、別所P着。定例行事、薄いホットウィスキーを飲む。

2時半、自然に目が覚めて出発。戸倉峠の道に積雪は無い。
トンネルを抜けた直後の下りから、ポツポツと雨が降り始め、道の駅・若桜に到着する頃には土砂降りとなる。これには参った・・・まだ時間は4時半である。帰宅覚悟で就寝する。

スキーの事など忘れてかなり寝込んだ気がしたが、7時半頃に起床。食事を済ませる。ネットで調べると昨夜の雨で前線が通過した模様で、かなりゆっくりではあるが、天候は回復傾向のようだ。まずはゲレンデを滑る前提で駐車場へと向かう。

つく米集落を過ぎた付近から濃霧である・・・
一旦、氷ノ山登山口を車で偵察。雪が辛うじてあるので登る事は可能と判断。しかし、この濃霧では如何ともし難く、山の方は諦めることにした。

9時少し前、少し遅くなったが霧と小雨の中、滑走開始。霧ではあったが視界は50m程あり、滑走に問題は無かった。また、雨で雪がツルツルと滑るので感触はまずます良かった。

突然・・・本当に突然であるが、10時を過ぎたぐらいから急激に寒くなり、細かな氷柱の様な雪が降り始める。(雪の結晶に発達する前段階の氷晶というらしい。) 気が付けば、濡れたものが凍り始め、ストックに着いた水滴や、濡れたストラップなどがカチカチとなる。ミドルレイヤーは着用していたが、基本、中綿の無い山スキーのウェアだったので寒い。

11時半に車に戻り、早目の昼食。

午後にはアラレが降り始める。午前中より更に寒くなった感じがする。少し視界が回復したのでアルパインの方に移動。貸し切りゲレンデでビデオ撮影を繰り返す。ゲレンデはアイスバーンだったが、適度なグリップがあり、比較的、快適な滑走が楽しめた。

14時を過ぎると更に気温が下がり、ボタ雪が降り始めるが、時々、視界が良くなることもあった。15時過ぎたぐらいで、寒さで限界を感じて終了。パノラマへ戻る。

1本だけチャレンジから下までを通しで滑走して終了。車に戻って山の昼食にするはずだったパンを食べる。その頃から車外は猛烈に吹雪くようになる。
帰宅時の戸倉峠は凍結が見られた。帰宅時の凍結は珍しい。
17時半、一ノ宮手前の待避所にて仮眠。18時頃起床。周囲が雪景色となっており、ビックリ。


イメージ 1


前夜の出発だったが、別所Pにて就寝。
早目に寝たので2時半に目が覚めた。

イメージ 2



4時半、道の駅・若桜に到着。
土砂降りなのには参った・・・
イメージ 3


夜が明けて、予報を見ると、昨夜、前線の通過に遭遇したみたい。とりあえずゲレンデに向かう。

イメージ 4


濃霧、濃霧・・・である。
イメージ 5


氷ノ山越の登山口。
雪があるのでシールで登高に問題は無さそう。

イメージ 6


しかし、この霧では山は無理・・・

イメージ 7


幻想的な光景が広がる・・・
イメージ 8


遠くにポツンとマイカー。
そりゃそうだ、こんな日にスキーに来る客は物好きである。

イメージ 9


何も見えないが、50m程度は視界があったので、滑走には問題無かった。
イメージ 10


10時、いきなり寒くなる。
雨で濡れたストックもカチカチである。

イメージ 11


正午に近づくに従い、視界がある程度回復してくる。
イメージ 12


午後は、アラレが降ってスタート・・・
イメージ 13


チャレンジは相変わらず濃霧状態・・・
イメージ 14


アルパインに移動してビデオ撮影を行う。
イメージ 15


完全に貸し切り状態のゲレンデ・・・
イメージ 16


午後、さらに寒さが増す。
風も強くなってきた。

イメージ 17


大粒の雪が絶え間なく降るようになった。
15時に寒さで撤退。

イメージ 18


帰りの戸倉峠・・・既に氷付いていた。
イメージ 19


帰宅時に凍結するのは珍しい。
年に1回あるか無いかぐらいだぞ・・・


Schi Heil !!