2016/03/12 氷ノ山・三ノ丸(1464.0m)

スキー場から雪が消えてしまった状況下、辛うじて高所に残っているであろう残雪を求めて、10年ぶりに三ノ丸東斜面を訪れた。

遅番勤務後、22時40分頃に帰宅。大まかな準備は朝の内に済ませている。軽い雑用を済ませ定刻通り24時過ぎに出発。24時40分、順調に別所Pに到着。就寝する。

翌朝、4時半出発。途中、道の駅・一ノ宮にて軽く仮眠。戸倉トンネル手前から路面に軽い積雪が見られた。ただし、融雪用の散水は無かった。
6時半、道の駅・若桜到着。食事などを済ませる。
7時、道の駅を出る。スキー場の無料駐車場にて準備を行う。今回はザックにスキーと輪カンを取り付け、スキー場のゲレンデをハイクアップである。8時出発。

10時少し前にリフト終点に到着。全てをツボ足で歩いたため2時間かかった。やっとここからが登山道である。その時、デジカメのバッテリーが赤表示となり、書き込みに異常に時間がかかる様になった。昨年、修理に出した症状が再発か?

11時10分、三ノ丸避難小屋到着。2011年シーズン以来、5年振りである。(当時は通過のみ)
輪カンを使って笹原を移動。残雪のある場所を探す。

11時50分、昔、良く滑った場所に到着。2006年以来、10年振りである。当時、ハァハァ言いながら登った斜面も今ではあっけなく登れる。当時は山スキー3年目ぐらいで、トレーニング方法も現在と全く違うため、一概には言えないのだが、いずれにしても、この斜面を登り返す際、疲労で苦労をしたことを思い出す。
1本滑った後に昼食。合計で3本滑った。

下山も全てツボ足であることを考え、14時過ぎ、少し早めに戻ることにする。それでも予想される駐車場への到着は16時過ぎである。

笹原を横断しながら登山道へと戻る。本来なら一面の雪原なのだが・・・

15時、リフト終点に到着。
ツボ足覚悟で降りるが、途中から雪の状態を確認してスキーを着ける。林間コースの方から回りると、5本ほど滑れた。これでかなり時間短縮になった。

15時45、車に戻り、直ぐに食事。
寄り道せずに帰途に着くが、本日の疲れを考慮して戸倉トンネル兵庫側の退避所にて、一旦、仮眠。また、音水湖畔で2回目の仮眠を行う。

安富のローソンで茶を買い、龍野に抜ける裏道側からカーピカランド林田へ。

帰宅時に花粉症の症状がひどくなる。ティッシュを鼻に詰めて鼻で呼吸しない様にするのだが、それでもダメだった。目から来ているのか?花粉用のゴーグルを外すと症状がひどくなる感じはする。加古川を越えるあたりでくしゃみ連発。なぜだろう?毎回の事である。

いつものGSにてハイオク給油の後、21時少し前に帰宅。
帰宅後、毎度のことながら花粉症の症状が悪化する。しかし、片付けと明日の仕事の準備は怠ることができない。辛い時間帯である。
翌日は、終日、花粉症の症状を引きずった。完全な回復には3日を要する感じだ。

さて、余談になるが、今回、確認すべき内容に一つに、前回、初めて入れてみたハイオクの効果を確認してみるのがあった。その効果であるが、自宅を出て一つ目の上り坂で、早くもレギュラーとの違いが感じられた。
これには少々驚いた。エンジンの回転が滑らかに感じられ、3000回転を過ぎた所からの伸びが違うのである。相対的にエンジン音が静かになった感もある。レギュラー仕様のエンジンでもあるし、このような明確な違いが他車でも出るものなのか?全く謎である。ちなみに燃費の方はこれまでと全く同じであった。



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24時40分。予定より少し早く別所Pに到着。就寝・・・
この時間の就寝と起床は、夜勤の際と同じなので違和感はない。

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早朝、3月になり、明るくなった音水湖畔・・・
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本日は軽い降雪があった。
今季は暖冬ながら、比較的、低温の時に当たっていると言える。

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鳥取側に入ってから、朝日を受ける東山(1388.0m)が見えた。
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今朝の若桜町は遠くに霧が掛かって、どことなく幻想的である。
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6時半、いつもより少し早い。
朝日に向かって走る感じ・・・

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つく米集落も軽い積雪・・・
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準備完了。
本日の荷物は少し重い・・・

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8時、雪の無いスキー場を登り始める。
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ゲレンデを振り返って・・・・
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3月27日までは搬機は掛かったままとなる。
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朝日に輝くゲレンデ・・・
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チャレンジコースをツボ足で登る。
雪さえあればシール登高をするのだが・・・

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約2時間かけてリフト終点へ・・・
登山道起点にやっと到着である。

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登山道を登り始めると、いきなり素晴らしい光景が飛び込んで来る。山スキーの醍醐味を感じる瞬間・・・
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雲が多いが、陽射しは強い・・・
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霧氷が落ちてきてキラキラと輝いていた・・・
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天候は微妙である・・・

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「ゲートの木」・・・
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遠くに三ノ丸避難小屋が見えて来た。
普段は真っ白なのだが・・・

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三ノ丸避難小屋。
全く雪が無い。普段は半分ほど埋没しているのだが・・・

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普段なら真っ白な三ノ丸も、今季は一面の笹原である。
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笹原を抜けて、懐かしい場所へ・・・
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滑走は10年振り。この一帯だけ、どういう訳か雪質が良いのである。
・・・ということで残雪狙いに来たのだが、本日は残念ながらアイスバーン

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林道が見える懐かしい光景・・・
山スキー駆け出しの頃に良く来た。

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本日は珍しく輪カン歩きである。
そういえば、本格的にこの輪カンを使って歩くのは初めてかもしれない。

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三ノ丸の「孤高の木」
ブナの林から離れてポツンとたたずむ・・・

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本日は不思議な空模様・・・・
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アイスバーがこんなところに・・・
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15時、リフト終点へ。
ここから更に駐車場までツボ足である。

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ツボ足覚悟だったが、一部雪がつながっており、5本だけ滑ることができた。
時間短縮にもなりラッキーだった。

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16時前、車に帰還。
急いでエネルギー補給(食事)を行う。この際の補給が、以降の疲労回復に大きく影響する。

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まだ明るい音水湖畔・・・
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本日、念を入れて2度目の仮眠を行う。
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一ノ宮の揖保川河畔を通過する頃には夕暮れとなる。

Schi Heil !!