2017/11/07 黒岩尾根・シェール道・桜谷

4th.【黒岩尾根・シェール道・桜谷】
記録上では10年ぶり。夜勤明けの日の午後、久々にシェール道+桜谷を歩いて来た。

設備業界に入って5期目。これまで夜勤明けというと、終日、寝てばかりだったのだが、今年に入ってから、ナイタースキーを予定に組み込んだり、映画を見に行くなど、積極的時間活用を意識するようになった。今回はその延長上にあると言っても良い。

とはいえ、夜勤明けの日に山登りに行くのは人生初だった。これまで、ほぼ徹夜状態でもハードな山スキーをやって来たのだから、4時間半も寝ていれば、まぁ何とかなるはずだ。午後に登り始めるのは主義に反するのだが、次の勤務まで36時間以上のインターバルが取れるのは魅力である。

さて、今回のシェール道・桜谷だが、これまで単独で行うことは無く、稲妻坂、もしくは、黒岩尾根と組み合わせ、秋の山トレの仕上がり間近に行うのが常であった。
ところが、この数年の流れで今年も効率的にトレーニングが行えない状態。無理をして須磨アルプス逆ルートを3回済ませたものの、トレーニングの仕上がりとしては不満足な状態にあると言える。でもまぁ、次の勤務まで時間があるのだから、じっくりと焦らずに歩き通してみようと考えた。

当のシェール道+桜谷だが、2シーズン前には9年ぶりに黒岩尾根、4年ぶりに摂津本山~有馬往復をやったが、シェール道+桜谷の記録は2007年11月を最後に途絶えたままとなっている。
この数年、秋の登山トレーニングが順調に済んだことは無く、加えて時間とお金のかかる六甲山系エリアは、どちらかというと無沙汰になりがちだった。昨年などは、応援業務の波紋もあって、12月に入ってから西脇・小野界隈の山に行って終わってしまっている。(これはこれで良い機会となったが・・・)

今季も、10月9日のフリーダイビング納め以降、休日はほとんど雨で山には行けずじまいだった。
異例の台風21号、22号に加え、46年ぶりに恩師に合う予定が重なってしまった。それでも無理して須磨アルプス逆ルートを3回済ませていたが、内1回はこれまで鬼門としていた遅番明けである。昨年ならばこれもアウトであった。また、23~29までの週は、休日・出勤の繰り返しが4回続き、山行と山行のインターバルが1日しか取れない苦しい状況だった。ちなみにフリーダイビング納め以降、休日の天候はというと、
 10/12(雨)、15(雨)、19(雨)、20(雨)、23(雨・明石公園往復ラン)、25(雨上がり・須磨)、
 27(晴れ・須磨)、29(雨)、11/2(晴れ・須磨)、5(恩師に会う)、8(雨)・・・という具合。

特に10/19・20の連休が雨で完全に潰れたのが痛かったと思う。こうしてみると、いかにスキーが天候に左右されず日数を稼げるのか・・・が、わかる。

さて、実際に夜勤明けに登山トレーニングを行ってみての感想だが、前夜、しっかりと4時間半の睡眠が取れていれば、そうそう、問題にはならない。勤務終了の24時半に直ぐさま就寝する事、準備は勤務前に終わらせておく事・・・が大切となる。
ただし、日没までの時間が短いので、長時間の山行は難しいということがよくわかった。今回であれば黒岩尾根だけで終わらしておくべくだったろう。桜谷からは完全な夜間作戦となったが、過去に暗闇での行動は、多々、あったので問題無く終わったが、正直な所夜間行動は極力控えるべきだといえる。

今回、特筆すべきはエネルギー補給である。10時の帰宅時にパンを食べてから以降、19時12分の摩耶登山口に至るまでの間、水分以外は一切補給無しで歩き通すことができた。今季の山トレは4回目ながら、エアロビックシステムがうまく確立されている証しと捉えて良い。心拍数は135拍/分をターゲットにしていた。

今季、十分にトレーニングが出来た訳では無かったが、結果として11月のこの早い時期に、トレーニングは良い仕上がりとなっていた。夏の間に10回、潜りに行けた影響もあるのかもしれない。
今後はこの状態を維持しながら、怪我の無い様、体調を崩さない様、シーズンインまで過ごさねばならない。



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昭和レトロな銭湯・・・
六甲山系を歩き始めた頃は、まだ営業していた。

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布引登山道の入り口になるわけだが、なぜ門があるのか?は、考えた事がなかったな。
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五本松堰堤・・・
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布引貯水池。
今日の水量は多かった。

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久々の黒岩尾根・・・
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相変わらずの急登である。
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おまけに視界が悪い。
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ひたすら歩くのみ・・・
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色付き始めた木々を眺めながらの登山である。
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唯一・・・でもないが、感じの良い場所。
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石柱・・・
神戸市の立てた測量関係の石柱の様である。

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鈴蘭台方面がやっと見えた。
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遠く、高取山、須磨アルプス方面。
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右手の三角の山が栂尾山になる。
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この時期、黄色の紅葉が・・・
これほどまでに大規模だとは知らなかった。

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この植林帯はとても冷涼で爽やかだった。
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一旦、掬星台にて写真撮影。
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穂高池まで下る・・・
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シェール道、入口。
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渡渉を繰り返す、風光明媚な道・・・
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しかし、次第に日が暮れて行く・・・
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マムシ谷との合流。
独特の雰囲気がある。

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桜谷に入る頃にヘッドライトを点灯。
再び掬星台に到着する頃には夜景が・・・

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本日は視界は悪かったはずなのだが、遠く、大阪方面まで見えていた。
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下山に従い夜景が近くなって来る。
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夜間作戦の練習も必要だ。
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あともう少し・・・