1st.【須磨アルプス逆ルート】
11月には、お墓の草刈りと先祖調査の関係で父の郷里の佐賀へ行く用事があったので、事前調査や後処理などに追われて、気が付けば12月。このまま秋の登山トレーニングを行わずにスキーシーズン入り・・・という所まで来てしまった。もっとも、10月からエルニーニョ指数は上がるばかりで(実際はマイナス表示)聞かれるニュースは全て暖冬予報・・・。そんな状況ではスキーの準備も一向にはかどらないのも無理からぬ話であった。
ところが、いざ12月に入ってみると、意外にも降雪の条件が整って、この土日(12/15~16)に一発勝負で滑れる状態となる。若桜氷ノ山スキー場も、全面とは行かないが一部オープンしている。暖冬でシーズンインが遅れるという当初の見込みとは違い、ゲレンデなり山なりで初滑りを済ませることが出来る条件は整った。(とはいえ、日曜の午後からしばらく暖かい日が続く予報なので、滑れるとしても一時的なものである。)
好機ではあったが、仕事の方が連続遅番(遅番→休→遅番→休)と重なってしまう。遅番の夜に無理してスキーに行く極めて悪いパターンであり、インターバルも1日しかない状況である。
ここで無理して行くのもどうかな?という感じだ。年賀状の作製や愛車のオイル交換も終わっていない。しばらく暖かい日が続くのなら、先に所用を済ませてから、じっくりと初滑りの条件が整うのを待とう・・・と考えた。
やや時間があるのなら、秋に行えなかった登山トレーニングを少しだけ済ませるのも手だ。フリーダイビングの最終も11月までずれ込んだ。スキーも同様で構わないだろう・・・
さて、かなり久々という感じの登山トレーニングである。贅沢を言えば、自宅周辺の定番ランニングルートを3回ほど済ませて明石往復RUNを行い、それから、負荷の低い須磨アルプス逆ルートから入って行くのがベストである。トレーニングの為の予備トレーニングが必要という訳だ。
しかし、いかんせん、時間が無い。負荷としては一番軽い須磨アルプス逆ルートとはいえ、いきなりの山行となる今回は、かなり辛いものになるだろう。「ヒザ痛くん」が出る可能性も高い。
とにかく、のんびりゆっくり歩こう。
先ずは「ゆるく」身体の関節を使いながら歩く。心拍計は電池の準備が出来ておらず未使用。
左の踏み出しで左側に倒れる現象が続く。これは山スキーでもシーズンイン直後には良くある現象だ。2時間が経過するまで身のこなしはいまいち。そしてやたらと不快である。
このまま終わってしまうのでは?と思いきや、2時間過ぎたぐらいから身体が回り始める。
また、東山の下り・3歩程度でヒザに来たものの、その後、持ち直す。それでも「ヒザ痛くん」が出そうな気配は常にあったが、何とか無事であった。
高倉台センター辺りまで来た頃、左足のヒザを伸ばし切らないで、やや腰を落としたような歩き方をすると、歩みが安定する・・・ということが判る。また、歩きも「斜め後ろにエッジング」の様に、やや斜め後ろに蹴りだすと良かった。新たなる発見である。そして、一番大切なこと・・・ヨーガ的に「良い気持ち」で歩くことも意識する。
12時半、朝霧駅。電車がかなり遅れていた。
12:53、鷹取駅。13:23、コンビニ前より出発。
いつもの「ビューティーサロン西園」さん前を通過。
久々の・・・
日中の板宿市街・・・
13:36、板宿八幡とにかくハイカーが多い。土曜日なのと時間が遅いので仕方が無い・・・
通称「椿街道」の椿もしおれ気味・・かなり時期としては遅い。
明るい登山道。
14:17、東山にて気温は8℃。わりに寒く感じたが、思ったより高い・・・
東山から見る「馬ノ背」と横尾山。
14:28、名勝「馬ノ背。ここでもかなりの人数のハイカーとすれ違う。
14:45、横尾山。
「根上りの松」ならぬ根上の??
15:00、栂尾山。
おばさん二人組に「四百段階段はこの先ですか?」と聞かれ、???となる。
実際は348段・・・(笑)
15:15、高倉台センター。
15:33、おらが茶屋にてトイレ。
「ウメバカシ」の群生。初めてここを通った時は「となりのトトロ」の世界みたいで不気味だったが、今ではお気に入りの道。
15:50、鉄拐山、見晴らし良好。
鉄拐山山頂より一ノ谷町と海釣り公園。海釣り公園は、この夏の台風被害で休園していたのだが、どうなったのだろう?
16:10、旗振山。
神戸空港も良く見えた。
冬の名物、須磨海苔の養殖筏。
旗振山からみる明石海峡と大橋。そして職場・・・
そして、昭和レトロいっぱいの須磨山上遊園。
ドレミファ噴水パレス跡・・・
16:40、塩屋。かなり疲れた。いや、疲れたわりには動けるか??