危険防止(2022/04/02)

こんな事ってあるんやな・・・
エイプリルフールのネタかと思うような事件。

昨日のリフト搭乗2本目での出来事だ。
リフトに腰を下ろそうと振り向くと、リフトの座面が降りてない。(※夜間の積雪対策で座面は背もたれ側に上げている)
明らかにリフト係員のミスである。

当然、座ることはできない。
とっさの事だったが、迫り来るリフトを交わすことは出来た・・・はずであった。
が、なんと、搬器の支柱に、リフト券入れのスリング(紐)が引っ掛かってしまった。
リフトはそのまま進む。結果、右足も完全に浮いてイラストの通りに宙吊りになってしまったのだった・・・

リフト係員が飛んで来て、スリングを外そうとしたが、紐に体重が掛って外れない。これはクライミングでの事故でも良くあるパターンだ。
全体重を掛ければ切れるかと思いきや、切れない・・・

係員に身体を持ち上げてもらうような形でやっと外れた次第。この間、約3分ほど悪戦苦闘である。

この件についてふと感じること・・・
設備管理や機械関係の業界では常識だが、仕事中は首から物を下げてはならない。
回転体(ファンのベルトや旋盤など)に紐が巻き込まれ、頭から引っ張られて死亡事故に至ることがあるからだ。

それでも案外、僕の周囲でも首から懐中電灯を掛けている人は多い。何度注意しても止めない。

さて、昨日の場合はどうだろう?
周囲を見渡すと、いろんな物を腰から下げているスキーヤー、ボーダーは多い。
それでも、太ももにリフトパスを着けること自体どうだろう?指摘する人はいくらでも居るのだ。
とりあえず、紐がだぶつかないよう、きちんと絞ることにした。

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Schi Heil !!