「山酔い」のこと(2024/05/06)

4月に2回実施した乗鞍遠征だったが、共に「山酔い」に悩まされることとなった。

下記は2回目の4/20のデータだが、標高1800mの三本滝駐車場からスタート、2400mの位ヶ原手前急斜面にて「山酔い」の症状が出たため、ペースが一気にダウン。以降、2500m(9時半頃)までペースは上がらないままとなった。

仮に斜度の関係でペースダウンしたのであれば、2100mからツアーコース入口の急斜面があるのだから、ここでグラフに現れてくるはずだが、それはない。この4/20は、前の週に来ていたこともあり2400mまでは好調であった(※抜かれたのは明らかにトップクライマーだけで、大半の登山者が追いつくことは無かった)

山スキーを始めた当初から、遠征に行った際に力が出ないことが多く、また頭痛も必ず出るため、高地は合わないのだと理解していた。

しかし、今回、気付いたのは、もしかすると、過去の遠征で「バテた」と感じていたのは、実は「山酔い」の症状だったのかもしれないということ。実は、今回使用したのは重い方のヘリオリーコンだった。過去、ヘリオリーコンを使用した際に、その重量から早めにバテが来ると感じていたのだが、今回はむしろ好調。そして予想通り2400m付近で全く動けなくなった。

特に顕著だったのは「筋肉に力が入らない」点だった。