コロナ禍・第3波ということらしい。
第2波にあっては、第1波の時のような医療崩壊も、特段、報告されず、
11月10日までの感染者数の推移。
10月下旬には収束の可能性はあったと思うが・・・
問題は重傷者、死者数である。
死者数に関しては、東京、大阪が突出しており、地方との格差が生じており、単純ではない。ただ、凡そではあるが、都市部では100万人あたり1名(日)亡くなっていると考えてよさそうだ。
一方、コロナ禍の影響による自殺者の増加について。
この数年、減少傾向にあった自殺者が一気に増加している点が見逃せない。
おおよそ前年度比で約100~200名の減少傾向にあったから、それを見越すと、1500~2000名の増加ということになるだろう。
現在のコロナウィルス感染による死者・約1800名と合算して約3~5千名が犠牲になったと考えることもできる。
5月時点のデータにはなるが、コロナ禍での自殺の影響を考えると「超過死亡」という考え方も必要になってくるだろう。
ちなみに、季節性インフルエンザの死亡者数が比較として挙げられることが多いが、2020年については、季節性インフルエンザ感染のピークがを過ぎており、緊急事態宣言が出された4月以降の影響は無かったものと考えられる。このまま次の冬の流行が始まれば、自粛生活の影響が見られるだろう。