2012/02/20~02/21 若杉高原大屋

今年、2回目の滑走。通算4滑走日目である。例年であればこの時期で既に12~13日滑っている事を考えれば異例の少なさだが、十分に満足感を感じている・・・ そう考えると、年末年始を“合宿”と称して、ガンガンに滑り込む必要は無いのかもしれない。
とはいえ、平日の好天狙いで車中1泊という事を考えれば、土日の休みに普通に4滑走日滑るのとでは、充実度もずいぶん違うと言えるのだが・・・
 
さて、今回のテーマは“基礎スキーヤー”である!?
なんじゃそりゃ?と言う前に・・・まず自分自身を、基礎上がりの山岳スキーヤーという事にしておこう。スキーヤーを区分けするのはあまり好きではないのだが。

なぜ、今回のテーマを“基礎スキーヤー”としたのかと言うと、03~04シーズンで使っていたDESCENTEのスキーウェアを、8シーズン振りに引っ張り出したからである。(余計に意味が分からん・・
このウェア、最後に使用したのは04シーズンのGW、ラスト八方バトルだったろうか・・。購入は確か2002年の初NZの直前だと記憶している。
 
このDESCENTE、あまり着ていないので新品同様である。いや、2シーズンも着ていたら新品とは言えないのだが、とにかくきれいなのだ。そして今回の用具は、Dynasterのスキークロス9、ブーツはサロモン・コースJPである。つまり、メット以外は03シーズンそのままということなのだ。うーん!驚愕の11シーズン前仕様。物持ちが良いというか何というか・・・いやはや
しかし、本人が言うのは変だが、2000年以前のウェア、用具と比較すると、カラーリングやデザインの決定的な“違和感”は少ない・・・ように思える。たぶん、黒姫かどこかでやっている“懐かしのウェア・フェスティバル”に出ても全く点数は取れないはずだ。
 
それにしても、久々のゲレンデ用ウェアは蒸し暑かった・・・。
05シーズンからは、ゲレンデでもmontbellの山岳用ウェアを愛用している。山岳系のウェアは防水透湿性素材を使用しているので、快適度がまるで違うのだ。そもそも、ゲレンデで山岳系のウェアを着るようになったきっかけは、DESCENTEで一度びしょ濡れになった事が原因にある。そんなことも今回改めて思い出した。
 
まぁ、今回は、使わないけれども、きれいで捨てるにはもったいない11シーズンも前のウェアを、わざわざ着込んで懐かしむ“回顧趣味”・・・とも言えなくもないが、基礎スキー専用ウェアを持ち出したのには別の理由もあった。
普段から気になっているX脚が、基礎専用ウェアを着ることによって、少しマシに見えるのではないか?ということだった。どうも山岳系のウェアはスネ骨の曲がりのラインが目立つように思う。一方、DESCENTEは生地も厚みがあり、スネから下が筒状に真直ぐ見える傾向がある。それをXactiのセルフ撮影で確認してみよう・・という、何ともくだらない企画だった。
 
実はこの発想の背景には、2004シーズン初頭まで履いていたellesseのボトムスで感じていた“ある事”が発端となっている。このボトムスにはサイドに白いラインが入っていた。紺と白のツートンと表現しても良いぐらい太いものだった。そしてこのellesseを履いていた頃のビデオ映像は、何ともひどいX脚の滑りなのだ。ところがシーズン中盤にウェアを変えた途端、X脚が目立たなくなってしまった。もちろん基本的に滑りも用具も変化は無い。映像を詳しく調べているうちに、ellesseの白のサイドストライプには、脚を実際よりも深く曲げているよう、錯覚して見えることが分かった。脚を曲げた際に白のサイドストライプが太もも脇に見え、背景の雪と同化して、より太ももが寝ているようにう錯覚させるのだった。
もちろん基本的な部分・・つまり、X脚が目立たない完璧な滑りと、外人並の骨格があれば良かったのだろうが、当時としては、X脚をかなり気に悩んでいたことも事実。それに気が付いて以降、ellesseを引退させたことはいうまでもない
 
さて、DESCENTEの基礎スキーウェアだが、改めて観察してみると、ゲレンデ専用のウェアはスキーヤーが滑走する際に取るポジションに合わせて、考えて縫製されていることがとても良くわかった。(ダウンヒルスーツをイメージしてもらえれば分かると思う。)一方、montbellの山岳ウェアは、基本的に雪山で激しく動くことを前提として縫製されており、必ずしも滑る際の着衣のシルエットには重点が置かれていない。
両者の袖の取付けを例にとると、DESCENTEは滑走時のポジションに近い前に突き出すような形で縫製されており、滑走時のスキーヤーの抜け殻のようにも見える。一方、montbellは歩行時の腕の動きを考慮してある為か?袖は胴体の真横に縫製されており、カカシに着せても大丈夫だろう。
 
当然、ボトムスにも同様なことが言え、DESCENTEには滑走時に余分なシワが発生しないような配慮が見受けられる。このちょっとした違いがスキーヤーのシルエットのみならず、技術面での見栄えまで左右してしまうとなると、恐ろしい。
 
まぁ、今回のネタは、技術面の未熟を、ウェアにも片棒を担がせようという筆者の魂胆ではあるのだが
   
 
  
 
 
 
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快晴の加古川バイパス、こんな時間にスキー場に向かう事が珍しい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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一宮を過ぎた附近。素晴らしい銀世界・・・!
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
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音水湖畔を通過。ドライブ気分である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ライブ映像でお馴染みの“兵坂トンネル入口”・・・道路の積雪情報でお馴染みの場所である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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輝くゲレンデというのは、まさにこの事を言うのだろう・・・。そんな気がした1日であった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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大屋コブリンピックの準備かな?
モーグルコースは最左を除いて一旦整地され、造り直されていた。
(コブにする部分をポールで規制し、後は自然にコブが成長する行くのを待つのだろう。)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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コンパクトなスキー場ながら、滑り応えのある1枚バーン、これが大屋の魅力である。特に1号リフト側の1号ゲレンデを大回りで滑るのは、他のスキー場では味わえない落下を味わえる。(個人的には八方のウスバに近いと思う。)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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凍結した音水湖。何やら不思議な模様がいっぱい見える・・・。奥の方はカヌー競技のブイだが、手前の穴は?自然なのか人工的なものなのか??
これだけ凍結するのも珍しいのか、三脚をかかえたアマチュアカメラマンの方が、大勢撮影をしていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Schi Heil !!