2012/08/22 某海岸

2009年9月5日以来、実に3年ぶりの海中である。昨年は河川調査の仕事に追われていたのでその余裕は無かったのだが、それにしても久しぶりだった。
 
クレッシー・フォーカス、クレッシー・ガラ2000 ウェイト;5kg
 
その、久しぶりの海はいつもの通りに自分を迎えてくれた。特に問題も無く直ぐに、泳ぎながら1分+α10秒で潜ることができた。本格的にフリーダイビング頃、・・・というか、その頃はシュノーケリングに毛が生えた感じだったが、その頃は、水深3mを30秒潜るのがやっとだったから、そう考えると、自分の水生人間ぶりも板に付いたものだと思う(笑)
 
これなら何度か潜ればすぐに2分台に戻るだろう。シーズン初めにありがちな、胸の周囲の筋肉の疲労も無い。自然な水の中の動きが出せる感じだった・・・。
 
しかし、過信は禁物。久しぶりの水中では、用具との連携が上手く行かず、時に疲れと相まって息継ぎなどで重大なミスを冒しかねない。本日は30分ほど沖に出ただけで、調子の良い間に切り上げて帰宅した。
 
家に戻ると10時半。いつもの様に風呂場でウェットスーツを洗って陰干しにする。何といっても大変なのは、帰宅直後に片付けをすることであるが、こればかりは手抜きが出来ない。
 
今回は3年ぶりということで、帰宅後に一息入れてから、フリーダイビング全盛期の頃のようにスパゲッティーを作ってワインを飲みながら、映画「グラン・ブルー」を見た。
 
映画「グラン・ブルー」は、自分がフリーダイビングを本格的に始めるきっかけにもなった映画でもある。もともと小~中学校の頃、水泳の息継ぎが苦手な自分は潜る方が得意で、夏休みには毎日のように海に出かけて潜っていた。1996年に会社の旅行でグァムに行った際に、シュノーケリングに挑戦したが、さすがに小~中学生の頃の様に潜れない・・・苦しい。それでも1日やっていると、何か子供の頃の水中感覚が蘇った。それがフリーダイビングを本格的に始める一番のきっかけなのだが、「グラン・ブルー」のオープニングに、少年時代のジャック・マイヨールが海に潜ることを日課としているシーンが描かれており、これが自分の少年時代と重なって、見る度になんともいえない感覚に陥ったものだ。ちなみに実際のジャック・マイヨールは少年時代は毎年夏は唐津の海で過ごしたという。唐津は私の父の郷里でもあり、何かしら縁を感じさせる話だった。
 
さて、8月もあと残りわずか・・・あと何回海に行けるのか?電気の勉強だけでなく、夏には夏らしい事をするのもひつようだなぁ~と感じた次第である。
 
 
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ジャック・マイヨールも愛用?のGARA2000
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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そういえば、3年前に潜った頃に「崖の上のポニョ」が流行っていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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あまり気持ちの良い写りではないが、水中で見ると、とてもかわいいんですよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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まぁ、お決まりの構図ですか・・・。