怖い話(2020/04/29)

昨夜、NHKニュースウォッチ9にてコロナ騒動による保健所の凄まじい状況が報道されていた。
電話がひっきりなしにかかって来て、その対応に終日翻弄されている。電話で罵倒されることも頻繁に発生している。

 

「全国の医療関係者は過労死ラインを完全に超えてます」
もちろん世界中の医療関係者が・・・ではあるが。

 

私のリーマンショックの際の経験から察するに・・・
保健所の担当者は、時間を惜しんで早朝7時には出勤。業務が始まると同時に鳴り始める電話の対応に追われ、終日、トイレに行く暇も無いだろう。それどころか休憩時間、飲食なども困難となるはずだ。

そして、電話受付が終了となる18時ごろから日付が変わるまでの約6時間、残務整理と翌日の準備に奔走・・・ということになる。帰宅はAM1時過ぎだろう。

 

感染者(疑いを含む)の対応に待った・・・は無い。

今で2ヶ月目ぐらいか・・・リーマンの時で言えば年末年始ぐらいかもしれない。精神的・肉体的に、短期的に耐えられるのは3ヶ月が限界だと思う。

さて、ここからが怖い話である。

・・・・

逃げ道は無く、体調を崩すことも許されない。辞めることもできない。

そして、周囲はスーッと引いて行く。

関連の無い他部門からは「あの仕事どうなった?」「たのむよ~」などと、依頼が来る。(この状況で福島に行ってくれないか?と打診が来るのと同じ)

それが内部的なものであれば、状況を説明すれば断ることも可能だが(ポジションや同調圧力でねじ込んでくる場合も多い)、お客が関係している場合、そうはいかない。電話対応が終了して以降の時間は、こういったことへの対応に終始することになるはずだ。