車のバッテリー顛末(2020/10/16)

2020シーズンの滑走日数は0日で、愛車を最後に動かしたのはいつなのか?すっかり記憶から飛んで久しい。とっくの昔にバッテリーは上がってしまい、当然のことながら、車のキーを回してもカチカチ音がするどころか、ハザードすら点灯しない状態である。

1月に交換したスタッドレスタイヤも放置したままで、とうとう夏を越えてしまった。スタッドレスタイヤは、ダンゴ虫やクモなどの住処にもって来いらしく、落ち葉などで凄いことになっている。スタッドレスは昨年末に交換予定で出来ずじまいだったので、まぁ良いとしても、バッテリーが完全に死んでしまっては交換にも行けない。

そこで思案した挙句、スターターを購入。始動の後、バッテリー交換に向かう手はずで、死角は無いと思われた・・・

とはいえ、スターターを購入してから既に数ヶ月が経過してしまい、まずはスターターの充電を行う必要があった。スマホの充電と同じような感覚で小1時間ほど充電すると、45%から90%まで回復。スターターからスマホの充電も可能で、LEDライト装備され、台風などの停電などの際にも役に立つ優れモノである。

車のエンジン始動は一発でOK、幸先良いスタートとなった。

先ずは車を少し移動して駐車場の掃き掃除・・・特にタイヤの周辺の落ち葉・虫の死骸・クモの巣がひどかった。

清掃している間、エンジンはかけっぱなしで、特に不安定要素は無い。

駐車場の清掃を終えると、一路、カー用品店までドライブである。自宅の周囲を少し試験走行した後、幹線道路へと向かう。一時停止を1箇所過ぎ、1つ目の信号が赤で停止する。

停止と同時にエンジンストール・・・「あれ?おかしいな」電装関係は全て停止しており、負荷は無いはずである。それにしても信号待ちで停止するとは・・・ハザードすら使えない。

素早く車から降りて後続の車を誘導した後、スターターを取り出し、再始動する。エンジンは掛かるものの、スターターを外すと直ぐに停止してしまう。発電機も壊れているのだろうか?いずれにしてもアウトである。

交差点の信号を確認しながら交通誘導・・・JAFに電話をする。JAF到着までの間、安全で的確な交通誘導を行い、その間、何度かエンジン始動を試みるも、結果は同じであった。

20分強でJAFのレッカー車が到着。ここではマズイというので、僕が運転席でハンドル操作を行い、JAFさんが後ろから押して、交差点を避けて少し先まで車の移動である。今にして思えば、がんばれば一人で出来たか?交差点をハンドル操作をしながら1.2トンのAT車・・・出来なくもなかったか?わからん・・・

さて、JAFさんに状況を診てもらったが結果は同じであった。ただ、充電は問題無く行えているらしく、バッテリー交換で復旧しそうだとのこと。それにしても完全に死んでしまったバッテリーを路上でサービスするのは、さすがにJAFさんでも珍しいようで、やや困り顔である。

自動車(バイク)というのは、バッテリーを外してもエンジンは停止しないはず・・・なのだが、今回、その固定観念が打ち崩された結果となった。

 自宅までのレッカー移動は400m程度。しかし、エンジンが掛からなければ車庫に車を戻すことができないので却下。近隣のディーラー、もしくはカー用品ショップまでのレッカー移動も考えたが、JAFの備品として新品バッテリーがあるというので、少々高くはついたが、バッテリー交換をしてもらうことにする。廃バッテリー処理費用を含めて9千円なり・・・

カー用品店で自分で交換するつもりが、JAFに来てもらって交換してもらったようなものだ。

 その後、試運転を含めて近隣を運転し、いつものGSまで移動した後、車の洗車を行う。特に問題も無く、万事、解決のようである。

それにしても、始動後、しばらく問題がなかったエンジンが、どうして止まるのだろうか?

先に述べたように電装関係は空調から全て停止していた。

もしかすると、完全に死んだバッテリーが負荷となっていたのだろうか?端子を外していれば、むしろエンジンは回り続けた可能がある。

このあたりは、いずれ検証してみようと思う。


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 

Schi Heil !!