軸足の内外旋回(2021/10/05)

歩行・RUNの新しいイメージがまとまった。

前回、スキーで言うところの「内足のヒザの先行動作」にまつわる話題を書いた。今回はその逆パターンになる。関連としてはプルーク暴言の「カウンターバランス論」の続きになるだろうか。

結果として、軸足の内旋・外旋を組み合わせた歩行・RUNが出来上がった。脚部は円錐状のカラーコーンを交互に並べたものを立体的にトレースする感じになり、それに腕も連動して円錐状のカラーコーンのような動きを示す。

シール歩行には使えるが、アルペンスキーの滑走には不向きかと思われる。テレマークならどうだろうか?
歩行・RUNだと自然な流れが得られるが、スキーに展開するには少し複雑な動きかもしれない。

歩行時も空手の蹴りと同様「内脚のヒザの返し」を使うと腰が前に出やすくなる。
腰の動きに対して、軸足の外旋=誘導、内旋=
カウンターバランスになる。
内旋・
外旋の組合せで歩くと、二本の軸を交互に回す感じになり、腕も回すことでバランスが取れる。

これを「片足ツイスト運動」で確認可能だ。

スキーで使うべき筋力は、外力に拮抗するためのポジショニング…このような内部的な筋肉の使い方に由来すべきもの(身体の内方向への筋力)…となる

こういったことを一つ一つ検証するよりも、権威に追従する方が楽だからである。楽というのは確実だからとも言い換えることが出来るだろう。自分で考える事の大切さを説いたTOK師匠の言葉が重い。

 

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芦原会館・玉置秀年氏

 

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月間空手道(1987年11月号)より黒沢浩樹氏モデル

 

 

Schi Heil !!