生活様式の変化と仕事の効率(2023/09/09)

9月に入ってから仕事に劇的な変化が起こった。転職以来、謎に包まれていた、標準の業務用プログラムの解析が進み、自前の業務支援ソフトの制作が可能となった。

職場のパソコンでは、Excelマクロの記述が完全に制限されていたが、業務用に開発されたExcelを改造する限り、シートを全て削除し中身を入れ替えても、マクロの記述は可能で、動く。この発見は大きかった。

6月に同僚のKMK氏が、僕の状況を見かねて手持ち案件の整理を手伝ってくれた。その結果、盆休みの一瞬の暇な時期に、その手持ち案件を消化する必要が無くなり、プログラム解析の時間ができた…のだった。つまり、残念ながら今年の盆も、完全に暇にはならなかったということだ。

プログラム作成のスキルにより命をつないだ?…というのはオーバーだが、同様の経験はこれで3回目である。①経理に移動になってから。②クレジット担当になってから。
他、本社勤務になってから…も含まれるかもしれない。
いずれにしても、劇的に作業効率が向上し、その方式を部門内に展開することで周囲からも感謝され、グループ内ポジションも向上したという次第。

さて、煩雑だった事務作業(それでも標準仕様の業務支援のPGを使っての話)が、自前の業務支援ツールで劇的に簡略化された後の効果だが、19時までに仕事を切り上げることが可能となり、また、1日の疲れ具合にも変化がでてきた。

時短に成功したとはいえ、相変わらず依頼の電話は絶えない。それでも仕事のベースの部分が簡略化できたのは大きい。疲労困憊・憔悴し切る…ということが無くなった。
(※体力的・精神的側面…というよりは、神経系の疲れという感じ)

生活に少しゆとりが出てきて、土曜の朝も5時定時にしっかりと目覚めることが可能となった。土曜日に、寝ても寝ても眠く、ほぼ終日、病人のように寝て暮らす…ということがあったというのは、それは根本から疲れていたということだろう。

業務上の少しのゆとりが、更に自前の業務支援ソフトの充実を図ることにつながる…そんな良いループが出来上がった。9/4~9/8までの週で生活が変わった。

ラッキーだったのは、標準・業務用プログラムが案外単純な仕組みで、改造による不具合(リンク切れ)などがほとんど無く、すんなりと意図した通りに動いてくれている点だ。

何より自前のソフトで仕事をすることが面白くて仕方がない。裏を返せば、これほど恐ろしい話も無い。世間ではよく「困ったことがあれば、周囲の誰かに相談して…」と言われるが、最終的に僕を救ったのは、またしても「人」ではなく「プログラムスキル」だった。