2012/03/04 鳥取県:くらます(1282.1m)

今シーズン初の山スキー、2月にゲレンデで感じた事が自然の雪ではどうなるのか?興味のあるところ・・・
附近の天気予報は、ゴルフ天気が15時まで晴れ、18時以降雨。また、附近のゲレンデ天気が15時から雪がぱらつくような予報だった。いずれにしても南から湿った空気が一気に流れ込み、月曜日は大荒れの天気となるのは間違いない。つまり春一番である。気になるのは崩れが早まるのか遅れるのか?である。最悪、崩れが早まれば正午から雨だろう・・・しかし、それでも今季初の山スキーは楽しみであった。
 
朝、3時半起床、準備を整え、4:45自宅出発5:15加古川竜野経由で一路、兵庫・鳥取県境にある“くらます”に向う。くらますはマイナーな山で、氷ノ山のように山スキーヤーが大勢訪れることもない。山仲間で先輩のHRS氏が独自の開発した滑走コースが4~5本存在し、滑りながら下山可能なこと、頑強な藪が少なく比較的短時間で登頂出来ることから「僕らのゲレンデ」と化している。しかし、低山ということで旬な時期は短い。それが良くも悪くも“くらます”の特徴となっている。
 
現地スタートは遅めの8時頃。なかなか良い天気である。天候の崩れが遅れてくれることを祈りながら登高する。
10時半には第2ピークに到着。しかし、天候は既に崩れ始めており、春の陽気から一気に真冬並の状態となっていた。この間、たったの2時間半程度である。山の天気は恐ろしい・・・
 
さて、我々はHRS氏の開拓したコースを2本滑り、山頂に登り返して軽めの昼食。12時半には滑走しながらの下山となった。予定では天候が崩れる前の下山だったのだが・・・
高度が下がるに従い、天候は雪から雨に変わる。また、雪質も春特有の自然雪にあるグサグサの状態と変化した。2月にゲレンデで感じたことを実践しようとするが、ザックを背負っての滑走はゲレンデと勝手が違う。また、雪割れ、立木などの影響もあり、無理やりスキーを回す状況も多かった。やはり今シーズン初ということもあり、そもそも山馴れ出来ていない状態だった。
まぁ、今回は天候も悪かったので次回に期待しよう。
 
 
 
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朝、出発直後はなかなかの好天。日焼け止めを塗ってのスタートだった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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杉の植林帯を進む。
どういう訳か、最盛期でも花粉は気にならない。むしろ下山後、姫路・加古川附近で悪化することが多い。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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植林帯から自然林へ・・・。
朝日も当たるようになり、最も森が輝く時間帯でもある。
しかし、今季初山スキーということで、この時点で既に脚が重くなっていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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快適な尾根を行く。
しかし、この時点で南の空は真っ黒になっており、天候の悪化は時間の問題となっていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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天気が悪いと言っても、そこは雪山である。
このような幻想的な光景も見られた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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山頂に着く頃には既に雪が降り始め、気温もグッと下がった。まさに春汗ばむ陽気から、真冬へ転落である。天候の急変・・・これが春山の怖い所である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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HRS氏お勧めのコースを2本滑り、山頂に登り返す。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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山頂に戻ると天候は更に悪化。一刻も早く下山したい状況となった。
山陰で軽い昼食を摂る。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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下山の滑りは雨の中・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Schi Heil !!