2012/04/01 ハチ北スキー場

なぜか山屋がゲレンデスキー・・・。
朝、いつもの様に加古川でHRS氏と落ち合い、竜野でTBC氏をピックアップ。氷ノ山の“ネジレ谷”を目指す予定で、一路、若桜氷ノ山スキー場を目指す。
 
小雨の中、戸倉峠を経由し、若桜氷ノ山スキー場の駐車場に車を停めたのが7時頃。しかし、天候は1週間前と同様に雪だった 更には氷ノ山山頂附近の予報は先週より厳しい-8℃である。先週より厳しい山行になるとわかりモチベーションも半減・・・。降りしきる雪を見ながら、急遽、ハチ北スキー場でゲレンデ練習をする事が決定する。もっとも、厳しい天候は予想済みだったので、ゲレンデ練習用のテレマークスキーを、私もTBC氏も準備していた
 
既に若桜氷ノ山スキー場は一部のリフトしか営業しておらず、終日、練習するには物足りない状況。近隣で全面オープンしているスキー場はハチ北となっていた。少し距離はあるが、どうせ終日滑るならハチ北しかない・・・ということで、すぐさま大屋町経由でハチ北スキー場へ移動。9時にはゲレンデ駐車場に到着した。私とTBC氏はテレマーク練習からのスタート。9時半にはゲレンデに登る
 
氷ノ山山頂が大荒れということで、ここ鉢伏山エリアも天候は良くない。朝一番は湿気を多量に含んだみミゾレっぽい雪が降っている。私は山スキー用に持って来た小型のゴーグルを着けていたが、直ぐに曇ってしまい見えなくなってしまう。先週同様、視界不良の中での滑走となった。
 
周囲を見ると、案外、テレマークスキーヤーが多い。中には小学生ぐらいの子供がお父さんとテレマークスキーでレッスンを受けている。ある瞬間、中央ゲレンデの左側に居合わせたスキーヤー、5名全員がテレマークスキーヤーだったりもした。お昼までテレマーク練習をする
 
車に戻り、山で食べる予定だった食料で昼食。相変わらず雪が降っている。
昼からは山スキーの用具に変更(Dynafit・ムスターグアタ)。同時に小型ゴーグルも止めにして、ライトピンク色のサングラスに変更。これで視界は確保された
 
私はゲレンデを山スキーで滑るのはあまり好きではない。ゲレンデの硬い部分に来ると、山スキーは雪面のギャップを良く拾うので、コントロールが効かなくなる。この日も、午前中の湿った雪がパックされ、昼からの低温で硬く締まった状態。なかなか気持ち良く滑れない。
しかし、そこは山スキーのムスターグアタ・・・である。ゲレンデサイドの自然雪の部分では素晴らしい滑走性を示す。歩くために徹底的に軽量化された山スキーに対して、ゲレンデ用カービングスキーの性能を求めることが、所詮、間違っているのだ。山スキーは山で使うのが一番だと痛感する
 
その後、リフト終了までゲレンデで過ごし、山崎の丼屋で夕食を食べ、竜野経由で9時過ぎには帰宅する。
 
 
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リフト券売り場からリフト乗り場に向う。全く何も見えない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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北壁ゲレンデにて。
この日は比較的上部の方が視界が良いことが多かった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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鉢伏山山頂。
快晴であれば、滑る予定であった氷ノ山の北斜面、“ネジレ谷”がはっきりと見えるのだが・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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夕方近なると、時々、視界も開けて、一瞬、青空が見えたりもした。
それにしても4月というのに寒かった・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それにしても、8年間来なかったハチ北スキー場に、連続で来るとは不思議なものである。
 
スキーは楽し・・・Schi Heil !!