【秋の登山トレーニング、摩耶山・稲妻坂コース】
実に2年ぶりの摩耶山系でのトレーニングとなる。
失業前に通勤定期があった頃は頻繁に訪れていた定番コースだったのだが、失業後は往復で670円かかる電車賃を節約して「須磨アルプス逆ルート」を使用していた。(こちらは往復370円で済む)
今回、Facebookのネタ作りも兼ねて、久しぶりに歩いてみることにした。
また、摩耶山・稲妻坂コースは私の一番基本コースなので、須磨アルプス逆ルートでのトレーニング効果の摺り合せや、今までGPSでログの記録をして来なかったので、データ取りの意味合いも大きい。
【摩耶山・稲妻坂コース】
3:30起床→始発電車にてJR三ノ宮(5:20)→新神戸(6:02)準備→稲妻坂(7:01)→学校林道合流(7:25)→摩耶山鞍部(7:56)→摩耶登山口(8:37)→JR灘(9:15)
JR朝霧駅始発電車が早くなっているので、その分、全体通過時刻も5~10分早くなっている。心拍数145拍を維持して、急斜面では最大155拍を限界として歩くのだが、タイム的には2年前と変わらず、疲労度は以前より少ない。
須磨アルプス逆ルートは累積標高が多く取れないのが難点だが、須磨アルプス逆ルートを基本にして、適度に摩耶山・稲妻坂コースや黒岩尾根コースを盛り込めば、かなりのトレーニング効果が期待できるように思えた。
この時間帯、市バスは運行前。JR三ノ宮から徒歩で移動し、新神戸駅にて準備を済ませる。
布引雌滝近くの展望台では、毎朝、ラジオ体操が行われている。おじいちゃん、おばあちゃんに抜かれても心拍数は130拍以下を維持する。焦らない・・・
神戸港の日の出が見られることが多いのだが、本日は生憎の空・・・
布引五本松堰堤。
日本初の重力式コンクリートダム。国指定重要文化財。平成17年に補強工事が完了した。季節が進むと朝日が当たるようになって来る。
堰堤の前面はこんな感じ・・・
ダム湖面に映る夜明の空・・・
青空に映える白い雲・・・
稲妻坂で朝日が差し込んで来る。
極力、心拍数145拍以下を維持・・・
425mピーク附近から555mピークを望むとこんな感じ・・・
555mピーク手前「苧川崩落補修工事」の現場。
阪神淡路大震災の際、苧川上流の学校林道・南面の斜面が崩壊。その補修工事が現在でも行われている。だいたいこの附近で、朝一番に摩耶山登山口から歩いて来たハイカーとすれ違うことになる。お互い「こんな時簡に・・・」とギョッ!とするのが面白い。
学校林道合流。555mピーク。
ここを右に下れば熊内町方面へ降りることができる。恐らく布引中学方面に抜ける事からこの名が付いたように思うのだが・・・
奥に三つ見える山。右から須磨アルプスの横尾山、中央、高取山、左側が須磨ロープウェイの鉢伏山と旗振山。当然、須磨アルプス逆ルートを行くと摩耶山側が見えるわけである。
六甲全山縦走の際はあんな所から歩いてくるのだから、正気の沙汰とは思えない。
・・・という私も2005年には三ノ宮~布引経由で自宅まで、距離34.2km、累積標高1850mを歩いて帰ったことがあるのだが。
7:56 摩耶山鞍部の摩耶登山道合流点に到着。いつもより早い気がするが、それは始発電車が5分以上早くなっているからだと思う。(※新神戸スタートが5分早い)
摩耶山天上寺跡の杉並木。摩耶山天上寺は、昭和51年に火災により焼失、奥摩耶ドライブウェイ沿いに移転した。火災の際は明石方面からもその様子が見えたという。確かに・・・自宅からこの杉並木が見える。
朝日に輝く大阪湾の眺め。JR六甲道界隈がとても良く見える。以前、お世話になっていた会社やJR六甲道界隈も良く見える。会社のトイレの窓からも良く見えていたっけ。
山ガールに代表される登山ブームの影響か?摩耶登山道に新しい展望台が出来ていた。
以前。この附近は鬱蒼としていたのだが、日当たりが良くなり、気持ち良く歩くことが可能となった。
【摩耶山・稲妻コース】
3:30起床→始発電車にてJR三ノ宮(5:20)→新神戸(6:02)準備→稲妻坂(7:01)→学校林道合流(7:25)→摩耶山鞍部(7:56)→摩耶登山口(8:37)→JR灘(9:15)
沿面距離、11.5km 累積標高、920m