2013/3/3(日) 写真のみ
そこはまだ知らぬ細い尾根であった!
雪は重くなって来たが、左右均等のシュプールを刻むことができる斜面だった。
狭い場所で、南側には深い沢、北側には岩嶺帯があったので、注意が必要である。
この大きな古杉が滑走のランドマーク。
撤収準備完了し、再び三室山へ・・・。
昨夜の暴風による霧氷が美しい。
11時、三室山頂にて。
展望はまずますであった。
山頂から東斜面に飛び込んでみる。
雪庇があったので近付く気にはなれなかったが、滑走してみると以外に安全な斜面。
一本だけ荷を置いて滑ってみる。
結構、良い写真が撮れた・・・。
危険な植林帯。
それでも以前は斜行で滑ることさえ不可能な斜面だった。
7年間で木が生長・・・ある程度間引きをしたということなのだろう。
そんな植林帯で転倒・・・この切り株に大腿部をぶつけてしまう。
安全策で斜行の繰り返しで下山していたのだが、切り返しの時に湿雪にスキーが引っかかり、バランスを崩した・・・。
通常であれば持ち直すのだが、そこは重たい泊まり装備である。バランスを回復できず、そのままガニ股で滑り出してしまった。木に激突する直前に倒れこんだのだが、倒れた先に木の切り株があった・・という顛末。
滑走に支障はなく、無事に車に戻った。
後日、医者に行くと大腿部横の靭帯を断裂していることがわかった。
割れたジッパー・・・。
硬い物にぶつかると簡単に割れてしまうのだが、人間と木とに挟まれて割れるということは、相当な衝撃があったということ・・・。
これが鋭利な岩だったら・・・救援と搬送という顛末になったであろう。
Schi Heil !!