2013/03/17 ハチ北&ハチ高原スキー場

【恒例の3月OFF会】
それぞれの事情で八方愚連隊ツアーが無くなってから早や数年・・・そんな中、昨年、ボスの呼びかけで残雪のハチ北スキー場でOFF会を催したのが昨年のこと。今年もまたその季節が巡って来た。

朝4時起床、6時過ぎに自宅出発。予定通り1時間で林田の待ち合わせ場所に到着。7時半頃にKEIさん、おSUGIさんが揃い、出発。快晴である。

もっともこれだけ天気が良いと、気になるのは花粉の飛散である。昨年は愚連隊恒例の飲酒の影響もあり、昼過ぎから花粉症の症状が出始めた。そして帰りの車の中、帰宅後。・・・と症状は改善する所か更に悪化した。
何か対策を立てなければ・・今回は軽い効き目のアレグラを昼も飲み、更には花粉マスクを着用して滑ることにした。この花粉対策の効果は如何に・・・?

9時半、ハチ北・野間駐車場に到着。ゲレンデに上がると、まずは酒類を雪中に埋める作業が待っている。相変わらず酒の量が多い・・・。3人が3人共にお互いの分の酒類を持って来ているのだから仕方がない。要はこれ、思いやりの精神である。心温まる話ではあるのだが、この酒類の量は軽い宴会相当の酒の量である。スキーのついでに飲む・・・というよりは、飲むついでにスキーをする・・・という量だ。実に八方愚連隊らしい話である。
これもまた良し。

とは言っても、私自身の場合、これら酒類を楽しめるか否か?花粉症の症状次第である。出来るなら症状は出ないでくれ・・そんな祈りにも似た気持ちで、雪に埋められる酒類を見つめた。

ゲレンデは昨年に比べると雪の量が格段に少ない。快晴ということもあって、雪質は今季初のザラメ・・・。
エッジングの感覚がハイシーズンとは全く異なるので、少々滑りがおぼつかない。しばらくは微調整を繰り返しながら滑る。中央ゲレンデを数本・・・、パノラマからアルペンを数本・・・、北壁を数本滑ってから昼食となる。

途中、大屋SSのメンバーと何度か遭遇する。私は校長に会釈をしただけで、KEIさん、おSUGIさんが懇談しているのを傍から眺めていた。

この時期、ゲレンデで花粉症マスクを着用したスキーヤー、ボーダーをちょくちょく見かける。今日の私も、花粉マスクの上からフェイスマスクをしてゴーグル着用・・・という重装備だ。

その甲斐あってか?滑走中、花粉が飛んでいる・・・という感触を全く感じないでいた。ゴーグルでマスクの淵を押さえているので、普段より密閉度が高いのかもしれない・・・。ついでに日焼け止め対策にもなる。
お陰でお酒の方も十分に楽しむことが出来た。

午後はリフトを使ってハチ高原へ入る。空模様は午前とは打って変わって曇り空・・・。
ハチ高原を滑るのは2004年以来、9年振り。久々に観光気分で写真を撮りまくる。ゲレンデはもとより周囲の山々の積雪もかなり少なくなっており、本日の気温では営業終了も間近という雰囲気だった。

15時頃まで滑ってハチ北に戻る。16時過ぎ、スキー場内のコンビニでつまみを買い、無料休憩所で最後の酒類を飲む。毎度のこと、話しのネタに挙がるのは八方愚連隊ツアーでの出来事と、今は亡きTOK師匠の思い出である。今回もTOK師匠の思い出話で大いに盛り上がった。

最終リフト直前、蛍の光が流れる中、幻検定バーンを一本滑る。この幻検定バーンというのは、KEI氏がテクニカルを受験する際、検定バーンになるであろう・・・と想定して滑り込みをしたゲレンデだ。ところが、実際に検定が行われたのは、もっと難易度の高い、整地されたスーパーモーグルコースだったりした訳で、こんなお笑い話から名付けられた斜面である。

17時頃より帰途に着く。途中、琴引トンネル附近より目が痛くなる。明らかに花粉症の症状だった。目をつぶっていると急激に眠くなる。途中、KEI氏、おSUGI氏の話を聞きながらウトウトする。目をつぶっていたせいで林田に戻る頃には、症状も少し楽になった。

帰宅時にアレグラを1錠飲む。20時過ぎに帰宅。帰宅後も症状は続いた。



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自宅を出発して直ぐにメーターがぞろ目となる。思わず車を路肩に停めて撮影・・・。










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快晴の加古川バイパス。
これだけ天気が良いと、気になるのは花粉の飛散である。










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7時過ぎに林田到着。











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9時半、ゲレンデに向う。
八方では生樽を持ち上げる事もしばしばあった。通常であればジャンケン大会でこれを誰が持ち上げるのかを決めるのだが、今回はおSUGIさんが名乗りを挙げた。







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快晴・・・・。















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まずはいつもの場所に酒類を埋める。
積雪が少なくなっているので場所は限られてしまう。









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快晴の北壁・・・。











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こちらはアルペンコースのコブ。















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北壁の状況。















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斜面を見上げ、何を思うふたり・・・の図。











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時折、大屋SSのメンバーと遭遇。
今季からウェアががらりと変わりました。










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食堂の自販機でビールを購入し、更に酒宴は続く・・・。










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大屋SSスタッフ、午後の遭遇・・・。











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ハチ高原に移動。
日が陰ると少し肌寒くなった。















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ハチ高原から見る氷ノ山。
正面の谷は「ネジレ谷」と言って、山スキーで滑るコースとなっている。
ちなみに正面の尾根が「流尾」、左下に伸びるのが「氷ノ山国際スキー場」である。







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広々としたハチ高原スキー場は緩斜面が多いことで有名。
2004年にここを滑った時、F-15戦闘機が氷ノ山山頂より下を飛んでいる光景に遭遇した。その記憶を思い出しながら、改めて氷ノ山を見ると、かなり低空を飛んでいたことがわかった。





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ハチ高原から見る鉢伏山。裏側はハチ北スキー場
中2の時、夏の林間学校で、ハチ高原スキー場から鉢伏山登山をしたことが思い出される。
尾根の登山道が狭くて怖かった記憶がある。




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これで今季もシーズン終了かな?!











今季もお疲れ様でした・・・・Schi Heil !!



【おまけ】 スキー帰りの花粉症の発症に関して一考・・・。

私の場合、普段の花粉症の症状は、一般に言われている程ひどいものではない。薬がなくても数日程度なら我慢する事だって可能である。もっとも、数年前に花粉症を発症してから以降、終日、花粉に晒される野外での作業を経験したことが無いので、単純な比較はできないのだが、いずれにしてもデスクワーク主体の生活に於いて、花粉症の症状が軽微であるのは確かだった。

問題は、スキーに行った帰りの症状・・・である。

3月中下旬の春スキーは何とも言えない独特の穏やかな雰囲気がある。ところがゲレンデスキー山スキーに限らず、スキーに行った際は、早くて午後、遅くとも帰宅時に花粉症の症状が出始める。場合によっては帰宅後、更に症状が悪化する場合もあった。これではせっかくの春スキーが台無しである。
ではスキーに行かなければ良いのだ・・・そんな訳にも行かないのがSKI BUMの辛いところである。

現在、考えられる原因は次ぎの通りだ。
・花粉の飛散が午後から夕方にかけてピークとなる。
・飛散した花粉が姫路、加古川、神戸に到達するのは15~21時頃である。
・スキー場、特に山スキーは活動エリアの標高が高く、花粉の影響を受け難い可能性がある。
・スキー場や山スキーのエリアが植林帯の北限にあり、偏西風により風上になっている。
・スキーの疲れによる免疫抵抗力の低下。
・スキー中のゴーグルやサングラスの着用。また特に山スキーでは鼻呼吸の割合が少ない。

とはいっても、こんな例外もあった。
①おおよそ花粉の飛ばない吹雪の日に症状が出たことがある。
②GWも間近な八方尾根スキー場で症状が出たことがある。
(この場合、桜が満開を迎えるまでの近畿エリアと気候が同じだったと考えることもできる。)

いずれにしても、普段の生活では、さほど問題にはならない花粉症の症状が、楽しいはずのスキーの帰りに耐え難い状況となるのは何とも皮肉なところ。そんな中、今回、花粉マスクを着用して日中の症状を完璧に押さえることが出来たのは画期的だった。

それには今回、花粉マスクの着用に加え、スキーゴーグルを新調した効果も大きかったように思う。

長年使用していたスキーゴーグルはスポンジが無くなり、鼻筋から通過した風が直接、目に当っていた。思えば八方尾根スキー場で症状が出た時は、この目に当る風が原因だったのではないか。

考えれば今回、帰宅時に関しても、車内でマスクはしていたが目を防護することはしていなかった。過去を思い起こせば、全てに共通して同じことが言える。つまりスキーの帰りには、車内であっても花粉マスクを着用することに加え、帰宅が完了するまでゴーグルのような物で目も保護する必要があるのではないか?

そこで今回、通販で「ミドリ安全」の花粉症対策ゴーグルを2種類購入してみた。
一つは完全なゴーグル型の物、そしてもう一つは眼鏡型の物である。運転をする必要が無い場合はゴーグル型を着用し、自分が運転する際は眼鏡型を着用してみようと思う。