2014/02/05 兵庫県:三室山(1358.0m)

今季、山スキー第2弾。今回は自宅から一番近い三室山を選んだ。
戸倉峠を越えずに、手前で山域でダイナミックなスキーが滑れる唯一の山である。

実はこの所、まとった降雪が無く、山の方は少し雪不足の状態が続いていた。それが前日から降り続いたお陰で劇パウ状態である。さすが、年間で一番寒い2月上旬だ・・・。県北部の風景も一変していた。

前夜、道の駅・千種到着。
6時頃起床。パッキングを先に行いながら朝食。
7時、道の駅を出る。7時半頃、三室登山道の除雪最終着。除雪車が走っている。
8:00、出発。8:10、登山道入り口。8:40、登山道分岐を直進。
9:40、ランドマークにしている「三又の木」
10:40、これまたランドマークにしている「巨石」通過。
10:50、「もこもこ帯」通過。「もこもこ帯」とは、山頂南側に広がる吹き溜まりの一帯である。
11:20、稜線に出る。風雪激しい。
11:30、山頂到着。気温は-8℃だった。
11:50、一瞬だけ晴れ間となる。その間に1本目完了。顔に粉雪をかぶるほどのパウダー。
登り返して昼食とする。
13:14、2本目。13:50、3本目。14:15、4本目。14:35、5本目。
15:10、下山開始。16:12、車到着。

斉木回りで帰途に着く。伊和神社前の道の駅で仮眠。山崎のすき屋。カーピカランド林田経由、GSで給油して21時半頃帰宅。



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昔ながらの風景が残る千種町内を通過。三室山登山口へ向う。










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登山口手前の駐車スペースまで除雪がされている。冬季登山客しか利用がないことを考えると、実に有難い話である。











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除雪最終地点から約10分。三室山登山口。













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木立の回廊を通過して・・・。













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野犬?熊??!捕獲器が置いてあった。













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雪が激しく降る。













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ランドマークである三又の木。約1年振りの対面か・・・

















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時折、膝ラッセルになりながら、急斜面を切り返しながら
登る。

身体の柔軟性とバランス・・・急斜面での山スキーの切り返しは、クライミングにも通じるところがある。








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標高1000m附近で-7℃。こちらでは寒い方だが、北
アルプスでは暖かい方だろう。山頂では-8℃だった。
本日は風も強い。山で何よりも怖いのは低温よりも風である。









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こちらもランドマークの巨石。













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山頂手前の「もこもこ帯」
樹林間の吹き溜まりがアップダウンしており、通過し難い











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山頂まであと少し・・・。
ここは風の影響で雪が飛ばされ
アイスバーン化していることが多く、通過に時間が掛かる場合が多々ある。










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アイスバーンの斜面を過ぎると一気に展望が開く。

















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11時半、山頂(1358.0m)到着。吹きっさらしな
ので撮影をして直ぐに移動。











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まさに神掛かり・・・山頂にいた一瞬だけ晴れた。
昨年から3回連続で山頂で晴れた。











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晴れた一瞬に1本目を滑ることが出来た。













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顔に粉雪を被るほどの劇パウ!
こんなのは八甲田に行った時以来だな・・・。

しかし、若干、重い・・・。














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昼食をはさんで5回、山頂東斜面を膝ラッセルしながら登
り返して滑る。












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カシミールによる累積登高標高は1250mになっていた

新雪の膝ラッセルを考えれば上出来だろう。















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こんな風雪の日に無事戻れたから良いようなものの、車に
戻ったのは16時過ぎだった。少し山頂で遊び過ぎた・・・。



まさに神掛かり的な三室山頂・・・Schi Heil !!