2015/08/16 某海岸

今季、あまちゃん第3弾。
休日と天候が合わなかったりして、なかなか潜れず、ずいぶんブランクが空いてしまった。今日も曇り空ではあるが、18年振り?に購入したシュノーケルを試す必要もあり、また、小さな改良点ではあるが、カメラの水中ケースのレンズに光の反射が入らないよう改造を加えたので、無理して潜った。

本日は多少薄暗く、海水の濁りもあったが、前回ほどひどい視界では無かった。それに比較的、多くの種類のクラゲを見れたので良かったように思う。初めて見るクラゲもあった。種類は全く不明である。

新しく購入したシュノーケルの具合は、まずまずだった。
さすがに15年以上も同じ物を使用していると、いつ何時トラブルが発生しても不思議はない。スキューバに比べると機器の故障によるリスクは少ないとはいえ、単独で潜るのだから、機器も適度に更新して限りなくリスク低減する必要はあると、常々、考えていた。私の場合、最大のリスクは呼吸中に発生する排水バルブの故障である。

さて、シュノーケルというと、一般には顔の左横に装着するタイプがほとんどである。この場合、マスクのバンドをホルダーとして使用している場合が多い。(多い・・・というか、全てそうだと思う。)
実はこれが厄介な問題を生じる原因となっている。泳いでいる最中、シュノーケルが水の抵抗を受けて左に引っ張られると、マスクも一緒に左に引っ張られ、ずれてしまうのだ。潜ってる最中にマスクのフィット感が変わってしまうのだから、これは非常に厄介であった。フリーダイビングの場合、浮上の際は、スキューバに比べると泳ぐスピードが格段に早い。大抵の場合、浮上する度にフィット感が悪くなって行った。

そこで私は、シュノーケルの固定をマスクのバンドに頼らず、シュノーケル単体で頭に固定できる様、バンドを取り付けた。これは効果絶大で、マスクが水圧を受けてモロにずれることは無くなった。しかし、それでもマスクや頭に被っているウェットスーツなど、装着物全体がシュノーケルに引っ張られて左にずれてしまう現象の解消には至らなかった。

この、装着物が左に引っ張られる・・・という問題を解決するには、シュノーケルを左右2本装着するか、顔の正面に装着するしかない。左右2本のシュノーケルを装着するのは構造上不可能だったが、顔の正面に装着するタイプのものは競泳用として生産、販売されているようだ。この事を知ったのは、確か2005年頃だったと思う。

しかし、一つ問題があった。競技用ということで普及品でもないのだろう。排水バルブが付いてないのである。シュノーケルの排水バルブには賛否両論があるのだが、私は、より排水を確実にする為に、それこそ幼少の頃から排水バルブ付きのシュノーケルを使用し続けている。
排水を確実にするため、排水弁付を選ぶか、フット感を優先して排水バルブ無しの競泳用を選ぶか?悩んだまま、恐らく10年程が経過てしまったように思う。ところが、今季、新製品なのか?バルブ付きのタイプが販売されてることがわかり、即、購入に踏み切った訳だ。

さて、使用感であるが、以前の物と比べ、長さがあるため残気が多いのか?多少、息苦しい。また、これまで使用していた物は排水バルブが2つ付いたツインショットだったが、それに比べると、やや排水が悪い感じがした。この排水の問題に関しては、今回、ある程度コツを掴めたので、今後の問題はないと思う。

カメラの水中ケースのレンズに入る光の影に関しては完全に解消され、片手での撮影が可能となった。
また、今回は右目の奥の痛みは全く無かった。

【使用機材】ミニマ、ブラックチーム ウェイト;5kg
【潮位など】テトラに波がかかってぶつかるぐらい。透明度、悪い。
【潮の流れ】ほんの少し西から東へ。
【時   間】8時前~9時少し前。約1時間。
【タ イ ム】約1分30秒程度で変わらず。


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潜り始めた直後、いきなり視界には入って来た謎のクラゲ・・・!
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いったい何という種類なのだろう?!
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薄いピンク色をしており、非常にきれいなクラゲだった。
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新しく、このようなポイントも見つかった。何か?はわからない。
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あまり赤くはなかったが、アカクラゲだと思う。
長い触手が50cm以上もあった。アカクラゲの触手は強い毒があり危険・・・

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こちらはミズクラゲの幼生か?
時々見るタイプ・・・

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いつものポイントは、相変わらず小魚が群れていた。
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本日の締めはポニョである・・・
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癒されるではないかい!?
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顔の前に装着するシュノーケル。
これで格段に泳ぎやすくなった。


Sea Heil?!