2016/12/11 三草山・昭和池周回コース

以前から気になっていた加東郡の三草山(423.9m)に行ってみた。

【なぜか?打ち放題のゴルフ練習場との関係】
三草山を知ったのは2009年の6月だから、かれこれ7年も前になる。当時、ゴルフを始めた直後の私は、「物を振って物を打つ・・」という作業が、感覚として受け入れられなかった。例えるなら、生まれて初めてスキーを履いた時が良い例になるだろう。足に板を付けて雪の斜面を滑る・・なんていう、とんでもない行為?を、身体が受け入れてくれなかった方も多いだろう。当時はそれぐらい「物を打つ」ということに違和感があった。違和感を払拭するにはとにかく「打つ」しかない。とにかく数が打てる安い打ち放題の練習場を探していた。

ネットで調べて見つけたのが「ヤシロゴルフセンター」だった。平日、何と!1000円で制限無しの打ちっぱなし。

9時から13時頃までひたすら打ち続けて約2千球・・・ガソリン代を差し引いてもお釣りがくる安さだったので、しばらく通い続けた思い出がある。ちなみに、2千球という数はドライバーのフルスイングではないので悪しからず・・・

さて、そんなヤシロゴルフセンターだったが、クラブを置いてひと休みすると、グリーンの向こうに気持ちの良さそうなる岩山が見えるではないか。よく見ると尾根伝いに走る登山道が確認できる。これは何かあるな・・・と直感し、ネットで調べてみると、そこは三草山と呼ばれ、人気の登山コースが存在した。おまけに、その昔、源平の戦いに於いては「三草山の合戦」が行われた由緒ある古戦場だというではないか・・・(※川西の三草山との説もある) そしていつしか、ヤシロゴルフセンターに行く度に、三草山の尾根伝いに歩いている自分を遠巻きに想像しているのだった。

その後、三草山に登る機会には恵まれず、また、ヤシロゴルフセンターも料金体系が一時期変わるなどして遠い存在となっていたのだが、たまたま今季は、中断していた登山トレーニングの再スタートを小野アルプスから始めていた関係もあって、比較的、三草山に行く条件が整っていたのだった。

【当日】
7時半に自宅を出る。
9時過ぎ、山口の登山口出発。直ぐに採石場跡通過。9時45分、277ピーク通過。
10時過ぎ、三草山山頂到着。ハイカーが多いので直ぐに退散。
10時53分、天狗岩通過。とても見晴らしが良い。
11時7分、233ピークから鹿野登山口方面に下山。途中から山口・昭和池コースへ。
11時50分、車に戻る。13時過ぎに帰宅。
結構、頑張って歩いた割りには、累積標高が稼げなかった様に思う。この辺りでは致し方なしという所か・・・


行ってみれば、新しい駐車場とトイレ完備の素晴らしい登山口。


9時過ぎにスタート。まずは採石場跡を通過・・・


落ち葉の登山道を行く。


シダと粘土質の登山道・・・


少し高度を上げて振り返ると・・・


基本、岩山である。


遠くに小野アルプス、前山(電波塔)


懐かしのヤシロゴルフセンター・・(笑)


絶景である・・・


日曜日で、山頂はややハイカーが多い・・・


三草山山頂からの下り・・・


見晴らしの岩場通過。ここからの展望が一番良いかも・・・


西脇方面の山並み・・・結構、険しく見える。


昭和池(ダム湖)を望む。


鹿野登山口に向けて下山。


突然、鳥居が・・・三草山の山頂には祠があり、登山道は参道ということになる。


鹿野登山口まで下る途中から、昭和池方面の登山道へ・・・


木立の中の気持ち良い小径・・・


昭和池の湖岸・・・


正面に三草山山頂。この峰々を周回してきたわけだ・・・


11時50分、駐車場に戻る。



カシミールより、トラックデータ。


累積標高はたったの580mだった。


GoogleEarthより


2009年のヤシロゴルフセンター。


超ローカルな練習場。


グリーンの向こうに三草山が見えていた。


斜面に向かって打つ・・・


なかなかレトロです・・・(笑)