ライブカメラ映像から雪が消えてから久しくなるが、昨季は雪不足であっても4/2まで滑れた。積雪豊富な今季はどうであろう?こればかりは現地に行かなければわからない。GWを過ぎてはいたが、ライブカメラ映像と現状のすり合わせを行うために現地へ向かう。この情報収集が、来季以降、活きて来るはずだ。
ちなみに当地方でGW以降にスキーへ向かうのはスキーを始めて29年で初めてのことである。
夜勤明け・・・歩き中心となりそうだったのでスカルパF1を出してみるが、白く粉を吹いている上に、履いたフィット感がルーズなので使用は止めた。テレマーク用のスカルパもそうだが、10年前のブーツは改めてルーズだったのだと再認識する。
13時20分、再準備となったので出発が少々遅れる。音水湖畔でしばらくレンタルカヌーを見学。
戸倉トンネル手前の待避所、少し残雪があるのを確認。ライブカメラの映像からは消えているが、まだまだ有る所には有る・・・
翌4時45分頃、起床。複数の忘れ物があることに気付く。ドリンク類、副食のチョコなど・・・
5時半、出発。旧伊勢道・夏道を行く。周囲の所々に残雪があるものの、夏道に積雪は無し。
渡渉の際にファンタオレンジの古い缶(スチール)を見つけて驚く。
7時丁度、氷ノ山越到着。残雪はあったがラインが取れない。いつもの滑走開始ポイントから3ターン可能だった。3ターンだけだと意外に難しい。課題として考え、登りではシールを付けずに15本を滑る。
9時、まだまだ時間が早いので氷ノ山登山に切り替える。こしき岩は無雪状態だった。枝の処理でかなり苦労する。周囲を見渡すと、山頂直下他、かなりの残雪があるのが確認できた。
10時半、氷ノ山山頂。ネジレ谷を確認するとラインが取れることが判明。ハイシーズンにはアイスバーン化する斜面が、この時期まで持ってくれていた。
腹ごしらえの後、11時10分、1本目。かなりの急斜面。4ターン可能だった。合計で5本ほど滑走する。
最初っからこちらで滑っていれば良かった・・・と後悔。
12時過ぎに下山開始。下りでは何人かの登山者とすれ違う。皆、一様にスキーを担いでいる私を見て呆れ顔・・・(笑) 枝などの処理に手間取り、また水切れや副食が無く、ややバテる。
13時50分、氷ノ山越え避難小屋。
14時40分、車に戻る。帰りの食料やドリンクが無かったので、若桜町駅前のスーパーに直行。シャケ弁当とドライゼロの500を購入。道の駅で食事を済ませる。
16時10分、帰途に着く。途中、古びた小橋の撮影。また、音水湖が鏡の様に穏やかだったので撮影・・・帰宅に時間を食ってしまう。
17時21分、道の駅・一宮。水を購入。
17時40分、安富交差点。心配された帰宅渋滞は無く、19時、神陵台GSにて給油の後、洗車を行う。
19時17分、帰宅。
帰宅後の花粉症の症状が激しく、片付け終了後、直ぐに就寝。明日が思いやられる。
明けの日、快晴の中、スキーに向かう。
音水湖ではレンタルカヌーを見学。
楽しそう・・・(笑)
待避所にはまだまだ残雪が・・・
駅前のスーパー・・・
今回はお目当ての巻き寿司が無かった。
快晴・・・
ハイシーズンとの違いを噛みしめながら走る。
いつもの場所・・・
渕見集落も緑が輝いている・・・
ハイシーズン中は薄暗いのだが・・
不気味な雪のガードレールも無い。
明るいつく米集落・・・
雪の気配は感じられない・・・
とりあえず、ブリの刺身とカツオのたたきで一杯・・・と言いたいところだが、花粉の季節はノンアルコール(笑)
翌朝は快晴!
この微妙な残雪が、現地ではどうなのか?
それは行ってみなければわからない。とりあえず、情報収集である。
夏道入口付近にはまだまだ残雪が・・・
逆に、これぐらい少なくなってくれると歩きやすい。
有る所には有る・・・ただし、底が抜ける可能性があるので滑れない。
夏道に積雪は無く歩きやすい。
前回、念入りに調べ上げた渡渉ポイント。
何と!懐かしのファンタオレンジ!それもスチール缶である。
無事に渡渉も終わり、トイレ休憩など。
この界隈も残雪はある。
赤倉山南斜面・・・
眩しい・・・
雪はあった!
それなりに豊富である。さすが・・・
山頂方面も、緑の合間に残雪が確認できるではないか・・・
とは言っても・・・滑走のラインが取れない。
快晴の空の蒼、新緑と残雪の対比が美しい。
快晴で良かった。それにしても新緑と残雪・・・不思議な取り合わせである。
滑走ポイント・・・
3ターンだけ滑るのが如何に難しいのか?考えさせられた。新しい課題である。
時間も早いので氷ノ山登山に切替える。あわよくば滑れるかな?
新緑のブナ林・・・
ブナの根・・・登山道で踏まれ、木が弱ってしまうのだという。
新緑が眩しい・・・
有る所にはこんなに・・・1.5mほどかな?
夏道の枝にスキーが引っ掛かり、歩きづらい。
二ノ丸方向の残雪・・・藪の突破さえできれば滑れそうな斜面は多数。
山頂直下の笹林を行くと・・・
氷ノ山山頂・・・
快晴で気持ちが良い。
絶壁の様なネジレ谷方面。その先には雪の消えたハチ高原スキー場。
わりと急峻で良い斜面だった。
急斜面ということで、シール登高の練習にもなった。
良い感じで4ターンできる。残雪期には良いかも・・・ただし、ここまで来る苦労がある。
少し遅くなったので、滑走はそこそこに終了・・・
ブナの天然林・・・
水切れと副食が無かったのでややバテ気味となる・・・
Schi Heil !!