今季、あまちゃん、第10弾。本日は、かねてより遭遇していたトビエイの撮影に成功した。
また、先月末の時点で、10月に入ると「暑」の戻りがあると読んでいたが、本日は天候も良く、今季の潜り収めに相応しい、絶好の潜水日和となった。
前回の潜水後に、大腸の内視鏡検査、胃の内視鏡検診と膵臓のエコーなどの、自主検診(3年振り)を行ったので、なんと16日が経過していた。とは言え、その間、前年と比較してもかなり涼しい日が続いたので、潜るには適した状態では無かった。当に10月の「暑」の戻りは読み通りだったと言える。
さて、10月ともなるとかなり日が低くなる。本日はせっかくの好天であるから、太陽が高くなることを考慮してやや遅めのスタート。8時頃に自宅を出る。狩口の坂を下る時、海の様子を観察すると、明石大橋の主脚付近は東から西にかなり強い流れがあるように見えた。
いつもの基地ポイントに行くと、木の枝などのゴミが更に増えていたので、ブロックの上に荷物を置いて着替える。ポカポカ陽気で暖かい。準備を整え8時半からエントリー。
水中に入ると、それほど冷たくは無かったが、帰宅後に確認すると24℃を切る水温である。真夏の26℃台に比べるとかなり冷たい。そして波がやや高かった。しかし、潮流は無い・・・途上で見た海峡の感じからすると、キツネに摘ままれた様でもある。
まずは「単独岩」のポイントへ行く。単独岩には例のホヤが居ない・・・と思いきや、単独岩のポイントの手前にもう一つ、やや小さい単独岩があった。いつもの単独岩には、いつものホヤもカイメンが相変わらず居た。
「単独岩」のポイントを基準にして、沖合い約150mの「人工岩礁帯」へ向かう。2回の潜水で到達。その到達した瞬間に大きな魚影が見えた。これまで何度か目にしたトビエイである。本日はゆっくりと泳いでいる。落ち着いてカメラの電源を入れ、それから撮影しても十分に間に合った。それどころか、逃げもせずゆったりと泳ぎを見せてくれている・・・そんな感じすらする。しばし、一緒に泳ぎ、6枚撮影に成功する。それも絶好のアングルであった。まさにミラクルである。
さて、トビエイを絶好のアングルで撮影したものの、単独岩から2本目の潜水の終わりでの遭遇である。本来は浮上してしかる時間で、息は限界に達していた。浮上の際、かなり苦しい思いをした(笑)
日が射しているので潜っていても楽しい。限界まで潜らず、やや早目に浮上する事で、インターバルを短くして潜った。一度、釣りのプレジャーボートが近くに見えた。
水温が低いので、お腹が冷える。少しお腹が痛くなって来た。ヤバくならない内に引き上げることにする。
一旦、ランドマークである単独岩に戻ってカイメンとホヤに別れを告げて、浅瀬に移動して「土管」ポイントを探すが見つからない。代わりにコンクリートの丸い物体のあるポイントを見つける。そこで本日のタイムトライアル。
この時点で西から東へやや潮流が出始めた。2分12秒を記録して今季終了とする。
【時間帯】8時34分~10時00分、計26本
【使用機材】ウンベルト・ペリザリ、ピカソ・ブラックチーム、ウェイト;5kg
【潮位など】やや引き潮気味。
【潮の流れ】無し。波はやや高かった。後半、西から東へやや潮流があった。
【潜水時間】約2分12秒+α、(9:54)24本目、3.8m
【深度】5.3m(08:54)、【水温】23.6~24℃、真夏の26℃台と比べると寒い。
浜のゴミは前回よりもさらに増え、潜水基地を確保できない状況・・・
潮流は無いが、波がやや高かった。
いつもの「単独岩」のポイント・・・と思いきや、こちらは「ニセ単独岩」ポイントだった。毎回発見がある。
いつもの「単独岩」の、いつものカイメン・・・
いつものホヤ・・・
悠然と飛行しているかのような・・・
(それでトビエイなんだ・・!)
並行して泳ぐ・・・
まるで撮影させてくれている様な錯覚を得る。
ゆっくりと・・・
これまで何度か遭遇しているものの、いつもすごいスピードで泳いでいるので撮影できなかった。
大きさは幅1mぐらいはあろうか・・・
かなり大きな個体である。
その西の端でしばし潜る。
ウミシダも・・・
ブランブルーに融けて行く・・・
とはいうものの浮遊物の多い海だな(笑)
Sea Heil !!