用具更新・登山靴編「荒川都電」小さな旅(2022/09/04)

年2回、夏と冬に「この世界の片隅に」の片渕監督の関連する講演会が催されている。3年前から参加しているが、冬はスキーシーズン中なので、昨年から夏だけ参加するようになった。その東京行に抱き合わせで巣鴨まで行けないか?そんな風に思い立ったのがスキーシーズンも終わった5月頃だったと思う。講演が13時・神田だから、新幹線往復でも時間は十分にある。

問題は天候だ・・・昨年は台風の直撃を受け、新幹線が運休する中でのミラクルな往復だったので、今年も何か対策をしなければならない。今回は久々に行きを夜行バスにしてみた。

ただし、3年目のコロナ禍で夜行バスの本数が極端に減少していた。手ごろな便を探すと、金曜日の晩・神戸23時発→翌朝・新宿7時20着というのが見つかった。それも3列シートである。

こうして久々の高速バス旅行は決まった。

巣鴨のゴローは10時開店だ。訪問時に予約が必要との事。開店一番の予約を入れる。新宿7時半→巣鴨10時・・・かなりゆとりがある。

何かできることはないか?そこで思い付いたのが、憧れの「荒川都電(東京さくらトラム)」に乗車だった。

当初の予定では、新宿からタクシーで移動。8時までに早稲田駅に着けば全線往復が可能だと考えていたが。渋谷着が20分遅れ、新宿着が10分遅れ。加えてトイレも長蛇の列で8時に早稲田は断念。山手線外回りで大塚まで移動。その間にカロリーメイトなどで朝食。0824発・早稲田行きに乗車となる。

0845・早稲田着。
0847・早稲田発折り返しに乗車。
0912・飛鳥山着。
0926・大塚に戻る。巣鴨のゴローに着いたのが開店10分前だった。

ゴローでは重登山靴と軽登山靴を購入。予算がやや余ったのでWAXと革ベルトも購入。あとはこれを自宅にまで持って帰れば長年の懸案は解消である。