遅れてるというか、知らなんだ。
遅れてるというか、知らなんだ。
前回・・・と言っても既に2週間が経過してしまったが、2/19の大屋ではパウダー滑走となってしまい、タイトルの件に付いての検証が遅れている。
遡ること、2021/02/12若桜でのコンディションはアイスバーンで、スキーのトップがフールラインに向く時間をやや長くとる「縦に切る」を意識してみた。その過程で以前にも多用していた「ブーツつぶし」の本質が見えてきた。
「ブーツつぶし」によって得られる反発力で自動的な切替が行われる。思えば「ブーツつぶし」だけで滑れる・・との記述も過去にはあった(※2019/01/11のノートより)
結果として・・・
氷上バーンの滑り方(直訳・上体と下半身の分離)
膝の使い方→ブーツの動かし方?
悪夢ということになるだろうか・・・昼食に白菜漬け、鯖塩焼き、味噌汁、高菜ピラフ1袋を食べた後・・ということで、内蔵・消化的に良くない状況での睡眠だった。
外は小振りだが雨・・連休だが、共に午前中が雨予報でスキーにも行けず停滞中という状況下である。
こうしてみると、夢のシーンというのは、直前で起こった現実風景にポイントがあり、それと心理的な要素が絡んで出来上がるように思える。
8th. 2021シーズン
若杉高原大屋スキー場(2021/02/19)
パウダー狙いでかつての古巣・大屋へ・・・
しかし、この2日後(2/21)には、暑さ(熱さ)で積雪はなくなり、大屋は23日をもってシーズン終了宣言と相成る。
8th. 2021シーズン
— skihakubafsnz (@skihakubafsnz) 2021年2月21日
若杉高原大屋スキー場(2021/02/19)①
徹夜の停電作業、17~18日の深夜に寒波が襲来。その後も寒波は居座り、雪は降り続いた。
パウダー滑走狙いで、かつての古巣、大屋へ。
・道中の29号線は雪模様。
・朝、やや遅い時間帯(6~7時台)ということで、道の除雪も完了していた。 pic.twitter.com/ba0BaQIG8t
Schi Heil !! 2021
ゴルフなどでも動作の結果を「開く」「閉じる」で表現されることがある。ヘッドが開く・閉じる・・・と言ったぐあいである。スキーではあまり使われることのない表現かなと思うが、最近特に、個人的に使う機会が増えた。
というのも、滑りが、内~内=「閉じている(Close)」、外~外=「開いている(Open)」・・であるからだ。
上手く見えるには、山回りで体勢が「開いている」ことが望ましい。いくら上手に滑っても山回りで体勢が「閉じている」と、結果として誤解を招く滑りになってしまう。これはとても「もったいない滑り」・・と言える。僕自身が山回りで「閉じやすい」性質のスキーヤーであり、また、知人スキーヤーでも、もったいない滑りをしている人はとても多い。
もちろん、だからといって山回りで体勢が「閉じてしまう」ことが悪ではない。むしろ、妙な上達意識・価値観に囚われた集団の錯覚(幻影)と表現して良いだろう。
もったいない対策の一つは、スキー上達の過程で「クロッシング」を会得することである。これまで漠然と「クロッシング」と表現して来たのだが、今季についてはその「クロッシング」の理屈が少し見え始めた。
ゴルフで言うところのレイトヒット(振り遅れ)だが、プロゴルファーになるには必須であり、一種の「ゴルフの壁」と表現できるものである。では、なぜレイトヒットでなければならないのか?どうすれば体得できるのか?・・を的確に解説し、確立した導入法は、わりと広範囲に調べてはいるが、皆無である。
思うにレイトヒットというのは、既存の指導法の範疇で、繰り返し練習する中で自然に習得するもの・・・なのであろう。ある意味、サバイバル戦であり、生き残った者だけが会得する代物ということだ。
スキーの「クロッシング」も同様で、プルークボーゲンの延長で「こうは」ならない。僕はクロッシングの会得が「スキーの壁」だと、2012シーズン頃から考えていた。
指導の過程では、特に小回りにて「上体をフォールライン方向に正対させる」という以外、特に何かがある訳ではない。正対させる理由も、上体の安定が滑りの安定に・・・てな具合で、理論的でもない。そんな環境下でクロッシングを自ら会得した者だけが生存しているのだ。
さて、その「クロッシング」で判明した理屈であるが、プルークボーゲンの延長で小回りをした場合、確実に体勢は「閉じて」しまう。
スキーに仕事をさせて力を受け流す(上体が固定されて見える・スキーが先に動く)
スキーを人力で回し動かす(上体にやや遅れてスキーが動く・上体の反動でスキーが動く)
同じ1本の滑りからであるが、左が「閉じている」、右「開いている」
自分の癖として右ターン(左足)が閉じやすい傾向がある。
左が外軸足1本の滑り、右が内足も積極的に使った滑りではあるが・・・左が「閉じて」、右「開いて」いる。
7th. 2021シーズン
若桜氷ノ山スキー場(2021/02/12)
初めて鳥取道を利用して行ってみた。時間的には29号線利用と大した違いは無いということがわかった。山崎までは高速利用の方が15~20分程度早いが、以降の区間は30kmほどの遠回りとなり、結果として同一タイムだった。つまり、姫路JTC~山崎ICの短縮分がこのルートの実質的短縮時間ということである。
燃費はやや良好で13.8km/L(370km/26.7L)ただし、距離を走るので結果として燃料代はかさんだ。車があまり汚れない点は良いか?伊川谷でのスプレー洗車も不可だった。
結果として10~15分の短縮は可能だが、交通費他の総額は7330円にも及び、普段より3500円ほど出費がかさむ結果となった。(通常約4000円)
今後だが、さてどうだろう・・・
例えば奥神鍋スキー場の場合、所要時間は※片道2時間10分とされる。
時間短縮を主に考え、高速道を利用するエリアにスキーへ行くとするならば、鳥取道経由は異例の額とも言えない。ちなみに、ニューおじろがベースだった頃は、行きは深夜に下道(175号線→9号線)利用で3時間。帰宅時のみ高速利用で、播但道は新井から1270円だったと記憶している(第二神明・明石西にて100円)
余談だが大山方面遠征の場合
いずれにしても、29号線経由でのスキー以外はリフト券を含めれば8千円以上の出費は確実で、29号線経由の場合が特例だとも言える。今後は特に帰宅時のみに中国山崎IC~大蔵谷間を高速利用するのが現実的だろう。上手く行けば1330円の出費で最大15分程度の時間短縮が可能かもしれない。
7th. 2021シーズン
— skihakubafsnz (@skihakubafsnz) 2021年2月15日
若桜氷ノ山スキー場(2021/02/12)①
・初めて鳥取道経由で若桜氷ノ山へ行ってみた。
・仕事との兼ね合いから、移動時間を短縮できないか?という目論みの元、実行となる。
・自宅玄関→リフト乗場までの所要時間は4時間20分で10~15分程度の短縮に終わる。 pic.twitter.com/4QFDlEEbAA
Schi Heil !! 2021
6th. 2021シーズン
若杉高原大屋スキー場(2021/02/04)
悩んだあげく、ギャンブルで大屋へ移動。驚きの雪の少なさに唖然とする。これまで大屋には何度もやられていたので、まぁ当たり前の事実ではあるが、この積雪の差が若桜氷ノ山と直線距離にして約12kmの位置の違いによるものとは、常識では到底考えにくいものである。とはいうものの、今回はバーンが硬いのは大歓迎、むしろ良雪では実験君の意味が無いので、まぁ良しである。ところが、いざ出陣!という時に激しい地吹雪となる。正直、滑走意欲の失せてしまうコンディションではあった。
本日は、
①新しい滑り方(名称は未定)を身体に馴染ませること。
②ハードバーンでの検証。
・・・が目的である。①身体に馴染ませ・・に付いては、撮影を踏まえながらかなりいろんなパターンを試せたのではないかと思う。②ハードバーン・・に付いては、これまでの印象により、ほぼ確定はしているものの、果たして大屋のアイスバーンに通用するのか?という部分が焦点だった。しかし、いざ滑り始めてみると、大屋には珍しいサクサクしたアイスバーンで、いわゆるNZの雪のような、角砂糖を削るような雪質で、滑っていてとても楽。おまけに激しい地吹雪の影響でそれなりに新雪が積っての良コンディションとなってしまった。10時を過ぎてからは晴れ間も見え始め、滑走意欲が失せるどころか、低温で最高のコンディションである。昨日の激パウと言い、本日の低温と言い、この連休は大当たりとなった。
さて、3シーズン前から滑走日数UPのために「ちくさナイター」に行くようになった。ナイターだから・・・というわけではないだろうが、若手スノーボーダーの姿が目立つように思う。彼らは一様に上手い。当たり前のことではあるが、スノーボードを駆る彼らの多くが、JSBAなどの有資格者だったり、レーサーだったり・・ではないだろう。妙なしがらみも無く、自由気ままに滑る彼らの滑り(特にアルペン)をリフト上から眺めながら、いつの頃からか「スキーを使ってあんな風に滑れたらな・・」と憧れに似た願望を抱くようになったのである。
ちょうど1年前に書いた「達人検定・始動前夜のこと」にもあるが「上手いやつは上手い・・」のである。「もっと自由に、もっと楽しく」(※)・・・が、ナイター・ボーダーの滑りには感じられるのである。これ如何に・・・?!
(※SJ誌1997年8月号に特集されていたEXスキーヤー・宮野和貴選手の記事のキャッチコピー)
nobo3mcnabsaadkobe2.hatenadiary.com
6th. 2021シーズン
— skihakubafsnz (@skihakubafsnz) 2021年2月4日
若杉高原大屋スキー場(2021/02/04)①
・深夜、目が覚める。車体は凍結・・・
・6時起床。例によって車内は2℃程度(暖かい方)
・お湯を沸かしてカップ麺。 pic.twitter.com/y62eN5occB
Schi Heil !! 2021