財産を捨てる(2023/10/03)

◇財産の全てを捨てる??
「私についてきたいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負うて私にに従いなさい。そこで彼らは舟を陸に引き上げ、いっさいを捨ててイエスに従った。」
妙な献金が増える理由ではある。

さて、本日気付いたのは解釈としてかなり異なる。

◇財産を捨てる必要はない
自分が賛同した理念・集団のルール(契約)を自分都合で変更しないこと。

その前提に、交渉があり、戦いがある。

それができないなら、その集団を出て行くのは悪いことではない。

集団に属することが目的ではなく、理念に賛同することが美徳となる。

…もちろん、財産を全て捨てることを理念とする集団に、自己判断で属することに決めたならば(契約)自分都合でこっそり「へそくり」するのは間違いである。
その逆もありきで、反社会的集団に自己判断で属すると決めたなら、自己都合で社会的施しを公共に対し行うのは、これまた間違いとなる。

◇救世主と菩薩
救世主の行いに間違いは無い。菩薩に祈りを奉げれば必ずご利益がある。

◇やさしい人?
やさしい人は、本当にやさしいのか?母性原理的にやさしいと考えられる行為も、実は契約(義務)として行っているのでは?

その違いの判別は自己都合によるものか?ではないか。

◇矛盾と人間の勝手な解釈
救世主は全て正しい(救世主は人ではない)←実は人間の判断。

菩薩にすがれば救われる←いくらお祈りしても誰も助けてくれない。